脳幹と引き寄せの関係

脳幹と引き寄せ

ヨガで言うところの「チャクラ」とは、ある脳の部位にあたります。

その部位とは脳幹です。

脳幹はダイレクトに中枢神経につながっており、医学的に言えば中枢神経含めて脳幹なので、厳密に言えば「脳は尾てい骨まで」となります。

で、この頭から尾てい骨まで伸びた脳幹（中枢神経含む）の位置がチャクラと同じなんです。

ですので、いわゆる「チャクラが開いている」とはイコール「脳幹が活性化している」ということになります。

ちなみに脳幹は生命維持、本能的反射などを担ってますので、脳の中でも特に重要な部位となります。

この部位なしでは人間、というか動物はそもそも生きられないというわけです。

でも悲しいことに、多くの人はこの脳幹が活性化していません。

つまりチャクラが閉じた状態ということです。

そして、この閉じた状態は体の反応に現れます。

力を抜いた自然体の状態で立っていただき、その状態でいろんな場所を押してみると、大抵フラフラするんです。

つまり、脳幹がきちんと反応していないということです。

逆に、活性化している人は力を抜いた状態でも押された瞬間に脳幹がきちんと反応するので、ビシッとして動きません。

そして、いわゆる天才とかイノベーターとか呼ばれるような成功者は、ほぼ例外なしに脳幹が活性化しています。

脳幹が活性化しているので、選択や決断をする際に感覚を使うことが多いんです。

つまり、良い感じがするもの、ワクワク感があるものを選択し、違和感があったりピンと来ないものは選択しない、ということです。

脳幹には言語がありませんので、すべては感覚という体の反応に現れます。

その感覚という体の反応に忠実に従っているんです。

一方で、現状が上手くいっておらず、行き詰まりを感じているという人の多くは、選択や決断の基準が全て言語だったりします。

その場合の言語というのは大抵常識、社会通念、世間体、他者との比較などに基づくものです。

有利不利、損得、見栄え、常識的などという言語の判断で選択、決断してるんです。

当たり前ですが、そのような判断基準はそもそもあなたに備わっていたものではなく、のちに社会や世間から植え付けられたものです。

つまり、本当のあなたの基準で選択しているのではなく、社会や世間から植え付けられた知識を基準に選択しているということなんです。

そうすると、これも当然のこととして、あなたの本能は違和感を感じますので、それが体のフラフラ感という反応に現れるというわけです。

ですので、私のセッションや講座でもまず真っ先に取り組むのが「脳幹の活性化」なんです。

つまり、いわゆる成功者と呼ばれる人たちが使っている脳の使い方を身につけるということです。

そして、そのような脳の使い方をすることが良い引き寄せを起こす秘訣なんです。

意識が本来の自分に切り替わるからです。

ただし、ある意味で覚悟が必要なのは、脳幹が活性化することで、すでに違和感を感じていたことの違和感がさらに増すということは有り得ます。

脳幹を活性化しないことで押さえ込んでいた違和感が、活性化によりさらに顕在化することになりますから。

そして、ここが大事なんですが、出来るだけその違和感に従うということ。

違和感に従うということは、違和感を感じることを手放すということです。

違和感を感じているということは、本当のあなたが「それは違う」と感じていることだからです。

なので、「違う」のであれば、その選択を徐々に手放していかなければならないんです。

手放さなければ、本当のあなたにふさわしい、新たなものが入ってこないからです。

両手いっぱいにものを持っていたら、「これだ！！」と思うものに出会っても掴めないですよね？

もちろん手放すことは怖いですし、一時期ちょっと大変になったりするかもしれません。

でも、そのちょっとの怖さや大変さを恐れるあまりに今の状態にしがみついていたら、当然今の状態が続きます。

そして多くの人は、そのちょっとの怖さや大変さを恐れるあまり、違和感や満たされない感を抱えたままの人生を続けているんです。

そのような状態から抜け出すためには、ほんのちょっとの勇氣を持つこと。

その勇氣を持って本当の自分が望んでいるいことに従っていくこと。

そうすれば、いずれ今よりもはるかに良い状態が引き寄せられてきます。

これが、経験した人だけが知っている「引き寄せの秘訣」なんです。