豊かな人生は引き算
豊かな人生は引き算
10年以上前ですが、半年間ほどアメリカに住んでいたことがあります。
ご存知とは思いますが、日本人からすると平均的アメリカ人は皆デブっちょ )`ε´( の部類に入ります。(*^.^*)
特に住んでいたときに驚いたのが、コストコに行くと買い物客の90%はこういう人たちです。
そして思わず、「牛でも飼ってるんですか?」と聞きたくなるぐらい大量の食料をカートに入れて買い物してます。
さすがにここまでの人はそういませんがね。(^_^;)
かたや、富裕層が多い地域のスーパーマーケットに行くと、肥満率が著しく下がりスマートな人が増えます。
その光景を見て、「アメリカでは所得と体型は反比例している」なんて思ったりしてました。(*_*)
別の話になりますが、私の友人に生前整理と遺品整理のフランチャイズを展開しているe品整理グループの社長さんがいます。
彼が言ってたことで印象的なのは、「いわゆる、余裕がある人とか、成功者と言われる人の家にはあまりモノがない」ということです。
整理を頼まれたはいいが、整理するモノがそもそもほとんどないという状態が多いらしいのです。
かたや、ゴミ屋敷と言われる人の家などは足を踏み入れる隙間もないぐらいモノが溢れていて、なおかつ金銭面含めてあまり余裕がないという人が多いらしい。
その話を聞いて、「日本では所得とモノの多さは反比例している」なんて思ったりしました。
ちなみに、映画などでお金持の家のセットを作るときは「モノを少なくする」というのが鉄則らしいです。
もちろん、全部が全部あてはまるとは言いませんが、傾向としてはあるのかな、と思ってます。
なぜなら、アメリカの肥満も、日本のゴミ屋敷も、所得以外においても、共通する傾向があると思えるからです。
それは、「軸」がないということ。
自分はこうありたい、私はこれを大切にしたい、私はこういうことを楽しみたい、という軸がないのだろう、と思うのです。
軸がないので、選択や決断がなかなか出来ない。
選択と決断が出来ないので、買う時はとりあえず買ってしまい、家にモノが溢れてしまっても、本当に必要かどうかの判断出来ないので捨てられない。
だから、家がモノで一杯になってしまう。
加えて、食料を大量に買い込んだり、家にモノが溢れてしまうのも、不足の恐れが根底にあるからだと思います。
そうすると、無意識で不足や欠乏を感じながらモノを買い込んでいるので、当然、不足や欠乏の現象を引き寄せてしまいます。
かたや余裕のある人は「軸」があるので選択と決断ができ、結果的に体や家にも余計なモノがたまらない。。。
そして常に余裕感があるので、余裕のある状況が引き寄せられる。
ちょっと偏見あるかもしれませんが、あながち間違ってはいないかな~、なんて思っています。
ですので、本当の豊かさとは、あれもこれもと買い込んでモノが溢れることではなく、自分にとって本当に必要なモノだけを見極める「引き算」にあるのかな、なんて感じます。
ちなみに、あなたの家にはモノが溢れてませんかー?
モノが溢れていて、なおかつ余裕がないなら、「軸」が必要かもしれませんよ。
コメントする