ミクロとマクロは繋がってる
量子力学で確認されている現象は私たちの五感で確認出来る現象とはあまりにもかけ離れているので、「え〜、ほんと??」と言いたくなる氣持ちももちろんわかります。(*^.^*)
ある意味で、「そんなの信じたくない、嘘っぱちだ」と言いたくなるような心境も含めてね。
ただ、実際問題、私たちが五感で確認出来るのはこの宇宙の中でも1%にも満たないレベルです。
超マクロで言えば、地球は太陽の周りを回っていますし、太陽系自体も銀河系の中を超高速で移動しています。
それはいずれも科学で確認されている事実ですが、そんなこと私たちの五感レベルではとてもじゃないけど認識不可能です。(;^_^
さらに言えば、宇宙の90%以上は未解明の物質とエネルギー(ダークマター、ダークエネルギー)に占められていることが科学的に解明されています。
そういう意味では、私たちはこの宇宙の中ではほぼ盲目に近い、とも言えます。
もちろん、見える部分だけでなく、五感すべてにおいてです。
「そんな遠い宇宙で起きていることなんて私たちの生活に関係ないしー┐(´∀`)┌」なんて言う人もいますが、そもそも太陽が無くなったら地球上の全生物は死滅ですよ。(O_O)
そういう意味では、私たちの生活も超マクロからの影響を必ず受けているし、その超マクロの法則からは逃れられません。
では、反対の超ミクロの世界、すなわち量子力学で確認されている物理現象、物理法則は私たちの生活に関係しているのか、あるいは影響しているのか、という疑問も当然おきますよね。
量子力学で確認されている現象があまりにも私たちの五感レベルとはかけ離れているので、物理学者の中にも「これは量子の世界だけじゃないのか?」という意見があったのも事実です。
ただ、先ほどの超マクロの事例と同様、「全く関係がない」とする方が非合理的と考える物理学者も大勢おり、「鉄で出来た超大型タンカーには鉄の性質が見られないと言っているようなもの」と言います。
実際に、私には量子力学を専門的に研究してきた知人や友人が何人かいるのですが、その人たちから、「量子力学の法則は私たちの現実には関係ないですよ」などと言われたことは一度もありません。(*゚ー゚*)
さらに言えば、未だに答えが出ていない量子力学の中でも難問中の難問である「シュレディンガーの猫」や、そこから派生した「多世界解釈(パラレルワールド)」も、私たちの現実世界のことを取り扱っている研究です。
シュレディンガーの猫、多世界解釈について知りたい方はこちらの記事をご覧くださいね。
もちろん、この「多世界解釈」についても理論物理学者の間で賛否両論あったのは事実です。
ただ、現代では実証実験の技術が進み、「多世界解釈的現象が私たちのマクロレベルで確認された」という研究結果がいくつかすでに発表されているんです。(≡^∇^≡)
つまり、私たちと同じスケール(大きさ)レベルの現実にも、量子力学で確認されている現象と同じ現象が確認されるようになってきているんです。ヽ(*'0'*)ツ
まず、米国カリフォルニア大学サンタバーバラ校のアンドリュー・クレランド博士。
カリフォルニア大学サンタバーバラ校と言えば青色発光ダイオードの発明でノーベル賞を受賞した中村修二博士もいらっしゃる名門です。
まー、それは置いといて。
クレランド博士は、「量子論はミクロの目に見えない世界だけではなく、マクロの世界にも通用するはずだ」と考え、こんな実証実験を行いました。
非常に簡単に言えば、シリコンに埋め込んだナノレベルの金属板に量子エネルギーをぶつける、という実験です。
まー、簡単に言っても「なんのこっちゃ?」という感じは否めませんが。。。f^_^;
ちなみに、ナノという単位は人間からしたら超極小ですが、顕微鏡で目視できるレベルであり、量子レベルからしたら超巨大なマクロです。
で、実験の結果を詳しく説明してもチンプンカンプンなのでこれも簡単に説明すると、この金属板は「量子エネルギーを受け取っている状態と、逃がしている状態を同時にとっている」となったそうなんです。
あなたサイズで考えてみると、誰かがあなたにボールを投げた時に、そのボールを受け取ったあなたと、そのボールをよけたあなたが同時に存在している、ということですよ。(*_*)
つまりこの結果は、「物質(私たちの体含め)が分身するようにいろんな状態に分かれて、同時に存在することが現実にありうる」ということなんです。ヽ(*'0'*)ツ
まさにパラレルワールドです。(゚Ω゚;)
さらに言えば、本当に「あなたサイズ」の実験でこの多世界解釈的現象を確認している研究者もいます。
これも米国の名門スタンフォード大学のマーク・カセヴィッチ博士です。
これも実験の内容を詳しくここで説明しても「へ。。。。( ゚-゚)」となるので、簡単に説明します。
直径数ミリ単位、つまり裸眼でも目視可能なレベルの原子の雲(特殊な凝縮状態)を、9メートルの円柱の中で放物線を描くように打ち上げる、という実験です。
まー、この説明でも正直ワケわかりませんが(爆)。(^▽^;)
で、結果を言うと、打ち上げられた原子の雲は数秒間「2つの軌跡」を描いている可能性を示したそうなんです。
しかも、その2つの軌跡は54cmも離れており、肉眼でも容易に区別がつく規模だったとのこと。
つまり、私たちが確認できる大きさのレベルでも、2つの状態を同時に持った物質が実験装置内に確かに存在していた、となるんです。
サーカスの人間大砲みたいに、あなたを円柱の中で放物線を描くよう打ち上げたら、その54cm下に別のあなたも飛んでいた、なんてことですよ笑。(^ε^)♪
想像するとなんか笑っちゃいますが。(#^ω^)
この結果は、世界的にも権威がある学術誌「Nature(ネイチャー)」でも取り上がられ、かなり話題となったそうです。
何しろ、量子力学で確認されている超ミクロレベルの奇妙な現象が、実際に私たちが知覚できるスケールのレベルでも実は起きている、となるからです。
今までは多世界解釈を、「量子論の不可思議さを合理的に説明出来る」と考え支持している学者が多かったですが、その解釈が実証実験でも証明され出しているということなんです。
シュレディンガーの猫で言えば、死んでる猫と、生きている猫は同時に存在しており、死んでいる猫を発見したあなたもいれば、生きている猫を発見したあなたもいる、となります。
と言うことは、あなたとは別のあなたも同時に存在している。。。。。
それが今や実証実験でも確認されているんです。( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!
実際に考えるとちょっと怖くもありますよね。
だって、この瞬間にも今このブログを読んでいるあなたもいれば、違う場所にいるあなたも存在していることになるんですよ。。。
で、ここで根本に戻ると、なぜこんな実証実験を世界の天才たちがしているのかというと、「量子は通常波(エネルギー)の状態で、意識することで粒(物質化)になる」という特性を100年ほど前に発見したからです。
そして、意識した時にその粒がどの辺に現れるのかを方程式にしたのがシュレディンガー博士です。
シュレディンガー博士は自分でこんな方程式を作っておきながら、「やっぱり意識しないと物質にならないなんてあり得ない」と思い立ち、「シュレディンガーの猫」という思考実験を持ち出したんです。
ある意味、量子力学をやっつける目的で。(・∀・)
でも先ほどから説明している通り、今や「シュレディンガーの猫は実際に起きている」という実験結果が出てきているわけです。
やっつけようとしたら、カウンターパンチを食らったようなもんです爆。(^▽^;)
まー、いずれにしてもパラレルワールドが実証されつつありますので、近い将来、どの世界を生きるのかを自分で選べるようになるかもしれませんね。(´∀`)
ただ、今この時点においても、本当に望ましい状態の世界を自分で選択することはできると私は考えています。
それは、本当の自分の望みに従って生きる、と言うことです。
これは科学的に証明されてるわけではありませんが、私自身の経験と、うまくいっているお客さんなどを見て「間違いない」と確信しているわけです。
この世界が、一瞬一瞬、何万通りという選択肢(多世界)から自分の進む世界を決められるシミュレーションゲームだとしたら、充実して楽しい幸せな世界もあれば、違和感と不安で満ちた世界もあるはずです。
多世界解釈で言えばどちらの世界にも「あなた」はいるのですが、今ここでブログを読んでいるあなたには当然「充実して楽しい幸せな世界」を進んで欲しいと思っています。
で、その世界を選ぶ方法が、「本当の自分を生きる」つまり「本当の自分が望む世界を選択する」、ということだと思っています。
あなたは今どんな世界を選択していますか?
その世界は本当のあなたが望んだ世界ですか?(*^.^*)
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