役割に固執すると不幸になる
あなたはあなた自身をどのように自己紹介しますか?
自己紹介では大抵、名前、出身地、住んでいるところ、家族構成、職業、趣味など語りますよね。(*^ー^)ノ
でも、よく考えてみたら、これって本当に自己紹介になっているんでしょうか?
あなたにくっ付いている色んな要素をかき集めて、「自己」として表現している。(^◇^;)
名前、出身地、住んでいるところ、家族構成、職業、趣味などなど、これらはすべてあなたと関係しているものであり、あなた自身ではないでしょ?
名前でさえも、あなたという肉体につけられた記号のようなものです。ヘ(゚∀゚*)ノ
だって、結婚して名字が変わったら、あなたはあなたではなくなるのか、なんて言うとそんなことないでしょ?
ましてや、職業が変わったらあなたでなくなる、なんてことも有り得ないわけです。
と言うことはですよ。
あなたがあなた自身を語るときに、どことの関係性も無い、全くの単体として語ることは不可能、と言うことです。
あなたは、名前も、職業も、住んでいる所も語らずに、あなた自身を紹介することが出来ますか?
まー、不可能は言い過ぎかもしれませんが、相当難しいと思います。(^人^)
ということは、あなたという存在は、何らかとの関係性の中で、初めて定義(説明)できる、ということです。
('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
そして、この関係性が実は厄介だったりします。
その関係性の中には「役割」という要素も含まれているからです。
で、なぜ役割が厄介かというと、役割には、「ねばならない、すべきである」という要素が必ず入っているからです。
例えばですよ。(#^ω^)
あなたが母親であるなら、「母としてこうあらねば、こうすべきだ」という思い込みが必ずあるはずです。
あなたが銀行員ならば、「銀行員としてこうあらねば、こうすべきだ」という思い込みが必ずあるはずです。
あなたが社長ならば、「社長としてこうあらねば、こうすべきだ」という思い込みが必ずあるはずです。
そして、それらの思い込みは、「その役割を全うするためにはこうするのが正しい」という思い込みが前提にあるからですよね。(*^.^*)
正しさを全うするために、「こうあらねば、こうすべきだ」という選択をするわけですから。
で、その役割に基づいた、「こうするのが正しい、正しくはこうすべきだ」という思い込みが、本当のあなたの感覚や想いを押し殺していることがよくあるんです。(⌒-⌒; )
本当は「違う」と感じているけど、本当は「そんなのどうでもいい」と思っているけど、「正しくはこうすべきだ」として、正しさを選択する。
常になんらかの違和感を抱えながら。。。
ここで考えて欲しいのは、正しさとは何か?、ということ。
実は、「正しい」という基準は非常に曖昧なんです。
なぜなら、その基準は、地域、国、社会、文化、時代などで全く変わってしまうからです。
地域、国、社会、文化、時代などの社会通念、常識、法律などで、「正しさ」は著しく変わるんです。ヽ(*'0'*)ツ
ちょっと極端かもしれませんが、殺人にしても今の日本社会では当然「誤り」ですが、戦争中であれば敵とみなした人を殺すことは「正しい」です。(・_・;)
ですので、あなたが日々選択している「正しさ」も、後々「正しくない」に変わる可能性があるんですよ。Ψ(`∀´)Ψヶヶヶ
だから「正しさ」だけで選択し続けることは、ある意味危険なんです。(;^_^A
正しさの基準は変わるから危険、と言うこともありますが、本当に危険なのは、先ほども申し上げた通り、本当の自分の感覚を押し殺す可能性があるからなんです。
本当の自分の感覚を押し殺す、と言うことは、本当の自分が幸せや喜びを感じる選択が出来なくなる、と言うことです。(・ε・)
で、本当の自分が喜び幸せを感じる選択をしない、と言うことは、その逆を選択し続ける、と言うことでもありますよね。
ってことは、不幸せとか、悲しみとか、不安などを選択していることになる。( ̄□ ̄;)!!
実際、本当の自分の想いや感覚を押し殺すことは究極の自己卑下あり、自己否定です。
本当の自分が感じていること、自分の本音にフタをしているということは、そういう自分を否定していることに他ならないからです。(TωT)
そして、自分で自分を否定しているので他人からも否定されます。
自分が自分を否定しているので他人からも否定されるのは当たり前のこと。(;^_^A
あなたがあなたを否定する意識で量子の状態が確定する、つまり、現実となるからです。
そして人間はそのような状況を不幸だとか、不安だとか、悲しいと感じるわけです。(x_x;)
なので、役割からくる正しさだけで判断し続けると、それが結果としてあなたの状況を悪化させることになるんです。(・ω・)b
映画「マトリックス」の中で、モーフィアスがネオと出会った際、ネオに対してモーフィアスがこう語りかけます。
”君は知っているからだ。でも君は説明できない。感じている。君はずっと感じてきた。「何かが間違っている」と。はっきりとはしないが、間違っている。心が引き裂かれたような不安に駆られる。だから君はここにきたんだ”
そう、大事なのは正しさではなく、あなたがどう感じているか、なんです。(・∀・)
('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
人が最終的に求めていることは感情的満足であり、感情的満足は「何が正しいか」という思考ではなく、体がどう感じているか、です。
なぜなら、感情的満足は体で感じるものですから。
であるならば、今ここから、本当のあなたが幸せや喜び、楽しさを感じる選択をしていった方が良いはずなんです。(^ε^)♪
結局、人生とは選択し続けることであり、その選択があなたの人生を作っているからです。
そして、本当の自分が幸せを感じ、喜ぶことを選択する、ということは、究極の自己肯定であり自己尊重です。
あなたが自己を尊重していれば、当然他人からも尊重されるようになるんです。
自己を尊重している意識で量子の状態が確定し続けるからです。(*`▽´*)ウヒョヒョ
そして、色んな人から受け入れられて尊重される状態に、人は幸せや喜びを感じるんです。
誤解して欲しくないのは、あなたが今担っている役割を全部放棄しろ、って言ってるじゃないんですよ。(^人^)
まずはあなたが担っている役割の中で、闇雲に「こうするのが正しい」と信じていることを、「本当にそうか?」と疑ってみることです。(#^ω^)
母親はこうでなければ、って信じてやってきたけど、本当にそうなのか?
夫はこうあるべきだ、って信じてやってきたけど、本当にそうなのか?
社長はこうしなければ、って信じてやってきたけど、本当にそうなのか?
それが正しい、と思い込んでやってきたけど、そもそもそれであなたは本当に幸せや喜びを感じられるのか?
「これでは幸せの選択にならない(><;)」、と言うのなら、その信じてきたことをこれからも選択し続けるは得策とは言えませんよね。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
であるならば、その選択を止めて、本当の自分が幸せを感じる選択に改めて行くか。
もしくは、あなたが信じてやってきたことに、本当のあなたが幸せや喜びを感じられる要素を取り込んで行くか。
基本的にはこの2パターンしかありません。(*^▽^*)
いずれにしても、同じ選択をし続ける限り同じ現象が現れます。
この世は物理法則に支配されてますからね。(*^.^*)
あなたは今どんな役割を担ってますか?
その役割の中であなたが今信じていることが、あなたを幸せにしていますか?
「どうも自分を幸せにしていない(ノДT)」、と言うのなら、早いとこ選択を改めていった方が良いですよー。ヘ(゚∀゚*)ノ
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