意識すればそこに量子が偏在する
米国ノエティック研究所の主任研究員であるディーン・レイディン博士。
博士は意識と現象の関係について様々な面白い実験をされています。(*^.^*)
その一つが量子力学で有名な「二重スリット実験」を応用したものです。
まず二重スリット実験について簡単に説明しますね。(*^▽^*)
下の図のように、二つのスリットに向けて素粒子を発射します。
すると、なぜかその先の壁面が縞模様になってしまう、という実験です。
素粒子が粒(物質)であるならば、壁に浮かぶ縞模様は2本になるはずなんですが、なぜか波(エネルギー)の状態でしか現れるはずがない縞模様になってしまう。
で、なぜそうなるのか確認しようとして観測すると、その縞模様は2本の線で現れます。
つまり、素粒子は人間が意識していない時は波(エネルギー)の状態で、人間が意識(観測)した時だけ粒(物質)になっている、ということになるんです。
これを「観測問題」と呼んでいます。
なぜ「問題」と言われているかというと、その現象は確認されていますが、なぜそうなるかはわかっていないからです。(O_O)
で、レイディン博士はこの実験の応用版を行いました。
その実験とは、光子(素粒子)をこの二重スリットに発射している際に、スリットの片方だけを多く通過するよう念ずる、というものです。
光子をただ発射しているだけの時はやっぱり普通の縞模様が現れるのですが、人が片方だけ通過するよう強く念じ始めると、明らかな偏りが見られたそうなんです。
つまり、人が念じている間だけ縞模様が変化してしまうらしいのです。
この実験を一般人250人で繰り返し行いましたが、いずれも同じ結果が出たとのことです。
この縞模様の偏りを偶然だとすると、これが偶然起きる確率は50万分の3という確率となり、とても偶然とは言い難い確率となります。
つまり、人間の意識で素粒子の位置が変化した、ということです。
実際、意識もバイオフォトンという光子(素粒子の一種)です。
光子なので、エネルギーでもあり物質でもある、という二重性の存在です。
そして、その意識が、他の素粒子の時間と位置が決めています。
なぜなら、意識することで「波(エネルギー)」の状態だった素粒子が、「粒(物質)」になるからです。
「粒」、つまり物質になると、自動的に時間と位置が決まるからです。
例えば、あなたの肉体という物質は、「今」という時間、「どこか」という位置に必ずいますよね?
逆にいなかったらビックリです。(@_@)
話を戻しますね。
今回のレイディン博士の実験は、素粒子が粒になる前、つまり波の状態での実験ですが、その波の状態でも意識により偏りが生じるということです。
ちょっと難しかもしれませんが、何れにしても、あなたが何を意識するかで量子の位置と時間が変わるということです。
実際にこの実験でも位置が変わってますしね。(*゚ー゚*)
そして、厳然たる事実として、この世に存在する物質、あるいは空間でさえも量子で出来ています。
もちろんその中にはあなたの肉体も含まれていますよ。(^_^)
そういう意味では、あなたが常に意識を向けていることに量子が偏在するということです。
それはつまり、「現実化する」、ということです。
なので、意識が現象化するとか、意識が現象を引き寄せる、というのは量子力学の世界では完全な物理法則なんです。
だから、これはもはや「信じる、信じない」の話ではない。
物理法則なので、信じていようがいまいが、万人に起こっている現象です。
ただ、本人にその自覚がないだけ。(*゚ー゚*)
で、あなたの肉体含めた周りの量子はどこに偏在していますか?
つまりそれは、「どんな現実があなたの眼の前で展開していますか?」、ということですよ。
そして、その眼の前で展開している現実が、あなたが本当に意識していることです。
なぜなら、その意識に応じてあなたの周りの量子が偏在しているんですから。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
もし、その現実があなたにとって望ましくないことなら、今ここからでも、すでにある幸せや、安心、豊かさに目を向けていったほうがいいですよ。
そして、すでにある幸せや、安心、豊かさを実感すればするほど、量子がそちらに偏在し始めます。
現実という意識の鏡を見て、意識を直す、ということですね。(^_^)
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