現実の全てが自分だとしたら

あなたも寝ているときに一度や二度夢を見たことがあると思います。

一度や二度どころか、数え切れないほどの夢を今まで見てきたはずです。（‐＾▽＾‐）

で、夢の中には当然あなたが出てきて、あなた以外の人物も登場し、知ってる場所の時もあれば、行った覚えの無い場所ということもあるはずです。

また、怖い思いをすることもあれば、楽しかったり嬉しい思いをすることもあった。(*ﾟｰﾟ*)

そしてたいていの場合、夢を見ているときは自分が夢を見ているとは氣づいていません。

夢の中で走ったり、汗をかいたり、匂いを嗅いだり、触ってみたりしてますが、当然ながらそれらを「現実」と捉えているわけです。

ただ真実をいえば、それらは現実に起きているわけではなく、全てはあなたの脳内で起こっている現象ですよね。

つまり、あなたが見ている夢は、あなたが創り上げている、あなた自身によるの創作物となります。

そう考えた場合、夢の中に登場するあなたは、いったい誰でしょう？

“ん、夢の中の自分も当然自分でしょ？”(･ω･)

当然ながらそう思いますよね。

では、あなたの夢の中に登場する他人は誰？　さらにいえば、夢の中であなたが登場する場所や物は？

“そりゃ夢の中でも他人は他人でしょ？　ましてや場所だってただの場所だし、物は物でしょうが。”(｀∀´)

そう思ってしまうとは思いますが、よく考えて下さい。

それらは全てあなたの脳内の出来事ですよね？

夢の中の他人も、夢の中に登場する場所や物も、あなたが脳内で創り上げたものですよ。

であれば、それら全てはあなた自身じゃないですか？

だってそれら全てはあなたの創作物なんですから、あなた以外ということがそもそもあり得ないわけです。ｴｯ(ﾟДﾟ≡ﾟДﾟ)ﾏｼﾞ?

夢の中に登場するあなたもあなたの創造物ですし、夢の中に登場する他人や物もあなたの創造物なのですから。

つまり、もとを辿れば全てがあなた、というわけです。

で、ちょっとここで考えてみて欲しいことがあります。

もし、あなたの目の前に展開している現実も、寝ているときに見る夢と同じような仕組みだったとしたら。。。

つまり、あなたの目の前にいる他人も、場所も、物も、全てがあなたの創造物だとしたら。。。(^人^)

“そんなこと、とてもじゃないけど信じられない。”(｡・ε・｡)ﾑｰ

まー、そう思ってしまうのも無理はないと思いますがね。

ただ、全くの荒唐無稽な話とも言い切れない。

なぜなら、あなたの認識している現実は、そもそもあなたの意識なしでは存在しないと言えるからです。*ﾟДﾟ)*ﾟдﾟ)*ﾟДﾟ)ｴｴｪｪ

私たちが現実を捉えるときは、どうしても「物質」を中心にして捉えてしまいます。

目の前にいる「人」であったり、住んでいる「家」であったり、持っている「物」であったり、それらの物質に焦点を当てて現実を捉えています。(*^.^*)

目の前にいる人が「変な人」とか、住んでいる家が「狭い」とか、持っている物が「高価」とか、それらの物質に焦点を当てて、様々な現実を認識しているわけです。

で、もっと根本的なことを言うと、それら物質に焦点を当てられるのは、そもそも「空間」があるからです。

空間がなければ全てが一つになってしまうので、他人や自分、自分と物など、「分ける」ということが出来なくなる。(^ε^)♪

そう言う意味では、あなたの現実を構成する物質は、「空間ありき」となりますよね。

ただ、もっと突き詰めていえば、あなたの体や、目の前にいる他人含めた全ての物質は、そもそも物質として存在していないかもしれない。

つまり、全ては「空間」のように、「何もない」とも捉えられる存在かもしれないのです。

その可能性は、古くは仏陀が説いた「般若心経」でも指摘されており、仏陀はこの世に存在する全ての実在（物質）はそもそも実在（物質）ではない、と喝破しています。(*ﾟｰﾟ*)

そもそも実在していないのに、実在していると錯覚している、と言うのです。

そして、その指摘は、超ミクロの量子の世界で見られる現象とも一致しています。

量子は人間が見る、つまり観測するという行為がない限り、実在していないと考えられるからです。

量子はそもそも位置を特定できないエネルギーのような振る舞いをしており、人間が観測することにより初めて位置を特定できる実在（物質）として現れるからです。

この世に存在する全ては量子から出来ており、あなたという存在も、あなたの目の前に展開している現実も、全てが量子の集合体であることに間違いありません。

その量子はそもそもが「非実在」であり、あなたの見ると言う行為で「実在」として現れるとしたら。。。(?_?)

それはつまり、あなたという存在も、あなたの目の前に展開している現実も、あなたと言う意識が観測することで実在していることに。。。(;^ω^A

あなたが寝ているときに見る夢と同様に、現実もあなたの意識が創り上げた創造物となるのです。

であれば、あなたはただの肉体ではないはずなのです。

なぜなら、あなたの肉体も誰かしらの観測なしでは実在しえないからです。

じゃあ誰があなたの肉体を観察しているのか？

それこそが本当のあなたです。(*^.^*)

あなたの現実があなたの認識なしでは実在しないことを考えれば、あなたという存在は、あなたの現実全てを観測している「意識」であり、あなたの肉体も、あなたの目の前に展開している現実も、あなたの意識による創造物なのです。

つまり、あなたは単なる肉体ではなく、あなたをとりまく現実全てが「あなた」ということなのです。

“そんなのとてもじゃないけど信じられない。世界は勝手に日々動いてるし、自分はその中の一人でしかないでしょが。”(ﾟ＿ﾟi)

まー、そうとも言えるのですが、そうでないとも言えるのです。

なぜなら、あなたの目の前に展開している現実は、そもそもがホログラム構造のデータだからです。

実はホログラムデータだと、全体の部分であると同時に部分が全体でもある、ということになるのです。

なぜそうなるかは別の機会に説明させていただきますが、とにかく、あなたの現実という部分が、あなたが所属する宇宙全体でもあるのです。

ですので、あなたは、あなたの宇宙の創造主であるのです。(*^.^*)

とても創造主だなんて思えない、と言うのは、創造主だと思えないと言う意識が現実化しているからです。

単純にそれだけなんです。

なので、自分は自分の宇宙の創造主なんだと自覚し、望んだ自分として生きれば、どんどんそうなるのです。

そのような意識に合わせて、あなたの現実が展開していくからです。

なにしろ、あなたを含めた現実自体があなたなんですから。

望んだ現実をどんどん実現していく創造主として生きるか。

それとも、自分ではどうにもならない現実に翻弄され続ける犠牲者として生きるか。

それも今ここからの選択なんですよ。(*^o^*)/~