感覚の記憶が現実を加工する
最近はアルコールのようなノンアルコール飲料が流行ってますよね。ヽ(゚◇゚ )ノ
ビールのようでビールでない、チューハイのようでチューハイではない、カクテルのようでカクテルでない。
じゃあ、それってただのジュースじゃん、なんて思ってしまいますが、実はそんな単純でもないんです。
例えば、ノンアルコールビール。
あなたは飲んだことありますか?
私は何度か飲んだことあるのですが、正直、かなりビールっぽいものもあれば「うーん、なんか全然違う」なんてものもあります。
で、ビールっぽい方のノンアルビールですが、最近の研究だと本当のビールを飲んだ時と同じような氣持ち良さと高揚感が得られている、という結果が出ているんですよね。
実は私もかなりビールの味に近いノンアルビールを飲んだ時には、「なんか本当のビール飲んだみたいなちょっと酔った感覚で不思議だ〜(〃^▽^〃)」なんて感じたのを覚えています。
実際アルコールは入っていないのに、なぜこのような感覚が起きるのか?
実は脳の記憶が関係しているんです。
脳には過去にビールを飲んだ記憶があり、ビールを飲んだ時に起こった感覚も覚えている。
つまり、「こんな喉越しでこんな味の飲み物を飲むとこんな感じになるよなー」なんて「感覚」を覚えているので、「あ、ビールを飲んでる」と脳が感じると、それと同時にビールを飲んだ時の感覚も呼び起こすのです。
脳は感覚の記憶に基づいて「現実のつじつま合わせ」をしているわけです。(*^.^*)
これって言ってみたら、脳が「感覚に合わせて感覚を作っている」と言うことですよね。
だってビールを飲んだ「感覚」に合わせて酔った「感覚」を脳が勝手に作っているのですから。
そして、この「感覚」が実はとっても重要だったりします。(*^ー^)ノ
なぜなら、人が最終的に求めているのは「感情的に満足する」と言う「感覚的状態」であるからです。
どんなにお金があっても「安心だー」とか「嬉しいー」と言う感覚がなかったら全然満足できないはずです。
極端に言えば、どんなにたくさんお金があっても「いつ殺されるか分からない。。。(;°皿°)」なんて怯えている感覚が常だったら嫌でしょ?
それはビールにしても同じで、ビールを飲んでも高揚感やリラックス感、爽快感が全くなかったらあなたは飲みたいと思いますか?
それら心地よい感覚が得られなければビールも単なる苦くて不味い飲み物です。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
結局はビールにしてもそれを飲んだ時に得られる感覚を欲しているのです。
そしてそれは何もビールだけの話じゃありません。
あなたの望み、夢、目標についても同じなのです。
結局は、その望み、夢、目標が実現した時の感覚を欲しているのです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
例えば「年収がこれぐらいあればいいのになー」なんてあなたは思っているとします。
その場合はきっと、「年収がこれぐらいあればこんな家に住めて、こんな物も氣軽に買えて、こんなところにも頻繁に行けて。。。」、なんてことを考えたりしてるはず。(=^.^=)
そこをもっと突き詰めて言えば、「こんな場所に住めたら毎日こんな氣分で、こんな感じになるはず」なんて思っているはずなんです。
つまりそれは、「感情的に満足している感覚的な状態」なのです。
そして、その状態をもっと厳密に言えば「体の状態」となります。
なぜなら、そもそも感情を感じるのは体だからです。∩(´∀`)∩ワァイ♪
そう言う意味では、「感情的に満足している感覚的な状態」、つまりそれは「体の状態」なんですが、その「体の状態」を今ここから作れるのであれば、望みも、夢も、目標も、実は達成していることになるのです。
そして実際にそのような体の状態を作ることは可能なんです。
体が全く動かない、体の感覚を感じられないなどの難病でもない限り、それは誰でも可能なのです。
現に私の講座やセッションでもやってますしね。(*`▽´*)ウヒョヒョ
で、そのような体の状態をできる限り維持するようになるとどんなことが起きるのか?
その感覚に合わせて脳が「つじつま合わせ」をし始めます。
例えば、年収1億円の体の感覚を維持していれば、脳はその感覚に合わせて、その感覚を維持するような情報、機会、人脈などを勝手に集めようとします。
なぜなら、我々人間含めた哺乳類全般には「ホメオスタシス」と呼ばれる本能的欲求があり、この欲求を簡単に言えば「なるべく今の状態を維持しよう」とする機能だからです。
つまり「年収1億円」と言う感覚が常であれば、その感覚を維持しようとする機能も自動で働くのです。
ですので、簡単に言えば、お金に苦労しない人はこの「お金持ち感覚」が常なので、それが勝手に維持される。ヘ(゚∀゚*)ノ
逆をいえば、「私の年収はいくら頑張ってもこの程度。。。(x_x;)」なんて感覚を維持していれば、その感覚に合わせてホメオスタシも働くわけです。
つまり、お金に苦労する、と言う現実が維持されていくのです。( ゚∀゚; )タラー
ですので、まずは「感覚の記憶」を先に作ることが大事なのです。
なぜなら、脳は未来も過去も、現実も想像も、区別がつかないからです。
すでにその感覚になっていれば、脳は「それが現実」と解釈し、さらに「そうあろう」とするわけです。
つまり、その感覚に合わせて現実を整えていくのです。
そう言う意味では、あなたも今の状態を維持したいのであれば、その「感覚」を維持することが大事になります。
逆に、「こんな状態早く抜け出したい((>д<))」なんてことなら、どんな感覚の状態を望んでいるのかを明らかにし、それをなるべく維持する。
そうすれば、さらにそうなる未来に自動的に到達するんですよ。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
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