どんな未来も自分で決められる原理

量子力学に「不確定性原理」というものがあります。

量子力学の祖の一人、ハイゼンベルク博士が1927年に提唱した原理です。

「量子など超ミクロの物質は本質的に曖昧で不確かだ」

ということを説明した原理。

量子はこの宇宙、世界を構成する根本物質ですよね。

それが「曖昧で不確か」ということなんです。

ってことはですよ。

この宇宙、世界の本質が、

「不確かで、曖昧」

ということになる。ヽ(*'0'*)ﾂ

発表当時、これは古典物理学の物質観や自然観を根底から覆すほどの衝撃だったんです。

古典物理学による宇宙、世界の認識は、

「ある時点で物質の状態が決まれば、以後の状態は全て確定される」

としていたからです。

車が今ここにいて時速50キロで動いているのであれば、１時間後には50キロ先に到着しますよね。

それはつまり、

「今の状態で未来が機械的に確定される」

ということ。(*^.^*)

この古典物理的な考え方。

実は私たちの今の生活にも深く影響しています。

例えばですよ。

「私は学歴がないのでこれ以上は出世できない」

「私は綺麗じゃないので結婚は難しい」

「私は頭が悪いのでお金持ちにはなれない」

などなど。

今の状態を元に、機械的に未来を確定させていることってありませんか？

厳密に言えば、例に挙げた「今の状態」も単なる思い込みです。

その思い込みに合わせて、「将来はきっとこうなる」と機械的に確定させていることになる。

どうですか？　あなたにも身に憶えはないですか？

一方、不確定性原理で示された宇宙、自然の本質は、「曖昧で、いい加減」です。(^ε^)♪

不確定性原理によると、私たちの肉体含めた物質の状態は曖昧で、一つの状態に確定していません。

また、未来も常に幾つもの可能性があり、どれが実現するかは確率的に決まる、としています。

もちろん

「この原理にはどこかに間違いがあるはずだ」

と反対を唱える物理学者は過去に大勢いました。

その筆頭がアインシュタイン博士。

でも結局アインシュタインはこの議論で敗北します。

不確定性原理が正しいことが次々に証明されてしまうからです。

アインシュタインは間違いなく20世紀を代表する天才です。

量子力学が示した世界観は、その彼でさえ「受け入れ難い」と感じてしまうものなんです。(*ﾟｰﾟ*)

もう一度言いますが、宇宙、自然の本質は「曖昧で、未確定」なんです。

曖昧で、未確定、というのがある意味で自然の法則。

つまり宇宙の原理なんです。

その決まってはいない曖昧な状態を確定させているのが、あなたの『意識』。

あなたの現実世界は、あなたの意識なしでは存在し得ないからです。

そう考えるとですよ。

本当はもっと色んなことが出来て、あらゆる可能性に溢れていても、「私には無理」と意識した途端に、その無理な状態が確定することになります。

あなたは、あなたの今の状態の勝手な思い込みで、機械的に「私はこの程度」とか、「私にはこれ以上無理」とか確定させていませんか？

自然や宇宙の本質は曖昧で未確定なんです。≧(´▽｀)≦

ということは、今ここから望ましい意識と行動を選択し続ければ、そちらに向かって現象は動き出すということ。

あなたの意識によって量子（素粒子）の位置と時間が確定し、それに向けての行動で全てがその方向に動きだすからです。

あなたが、「可能性にあふれた希望」の意識でいれば、量子の時間と位置が「希望の状態」に偏在し、それに沿って行動していけばいいだけ。

あなたは、今ここから、あなた自身で望む未来を決められるんです。

決まっていることなど何もなく、すべては確率だからです。

どうせなら、本当に望む未来の確率を高めた方が良いでしょ？

そして、実際、望む未来の確率は、あなたが「今ここ」からそれを意識すればするほど高まるんですから。(・∀・)

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