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「正しさ」より「楽しさ」の方が豊かになる
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- 2019年4月17日
先日読んだ本にこんなデータが載ってました。
2015年に日経新聞系の雑誌が行なったマーケティング調査で、低所得者層、中所得者層、高所得者層のそれぞれに興味関心ごとを聞いたものでした。
低所得者層は消費税や年金問題など身近なお金にもっとも関心があり、中所得層になると消費税と年金問題に加え、大企業の不祥事や政治の問題などが上位を占めたそうです。
で、高所得者層なんですが、面白いことに他の層と興味関心ごとがまるで違うんです。
高所得者層の興味関心ごと上位は「健康づくり」、「旅行」、「孫との遊び」など。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
極めて個人的で、楽しそうなことに興味関心を持っている。
これを読んで、私は「やっぱり」なんて思いました。(^_^)
当たり前ですが、日本の大多数は中所得者層で、大多数ですのでこの層の考えが世間の常識であったり民意だったりするわけです。
常識的な大多数の人たちは、年金や消費税など「お金の不足」や大企業や政治の不祥事など「正しくはこうあるべき」ということに意識を向けがち、と言えます。
かたや少数派の高所得者層は「より健やかで楽しくなること」に意識を向けている。
大多数の常識人は「不足や正しさ」に意識を向け、少数派の富裕層は「健やかで楽しいこと」に意識を向けている。。。ヽ(*'0'*)ツ
ちなみにあなたはどちらに意識を向けがちですか?
量子力学や脳科学で考えると、意識していることに合わせてその現象が拡大していくことになります。
なぜなら、意識した時点で波(エネルギー)の状態であった量子は粒(物質)となり、その時点で量子の「位置」と「時間」が決まることになるからです。
さらに言えば脳のフィルター(RAS)も意識しているものだけを見て聞くようになりますので、ますますその現象を捉え続けることになるわけです。
つまり、「不足と正しさ」を意識しているということは、不足が拡大すると同時にダメを意識し「正そう」としているので、ダメも合わせて拡大する、となります。
なので、「健やかで楽しいこと」に意識を向けていればそれも拡大していくのです。
そして、より豊かな層ほど「不足と正しさ」より「健やかで楽しいこと」に意識を向ける傾向がある。
それはつまり、行動の多くが「こうすべき、こうしなければならない」という理性の選択ではなく、「これをやりたい、こうしたい」という感性の選択だということです。
で、感性の選択の方が上手く行くし、より豊かになります。
これは私の実体験でもそうですし、周りの上手く行っている人を見ていても大体そうです。
逆に、不足を埋めようとしたり、他人や世間のダメを見つけてダメ出ししたり、自分の正しさばかりを主張しているような人は大抵上手く行ってません。
ある意味、行っても中間所得層止まりで、それ以上には行かないのです。
でも、大多数の人の考えに同調したり、常識的で正しさを主張している方がある意味ラクで安全なようにも思えます。
大多数の人と同じであれば、仲間外れにもならず、変わった人扱いされずにも済むからです。(*゚ー゚*)
でもそれこそがある意味で「ワナ」だと私は思っています。
大多数の考え、つまり常識的でなくなることを恐るがあまり、本当の自分の感性や感覚を抑え込む。
本当の自分の感覚や感性を抑え込んでいる状態は、「こうすべき、こうせねばならない」で本当の自分を抑え込んでいる状態であり、それは完璧な自己卑下です。
そして、そのような自己卑下意識がさらに「すべき、ねばならない」という状況にあなたを追い込みます。
だからどんどんそこから抜けられなくなるのです。
あなたが、「不足と正しさ(ダメ)」を意識することで大多数の層に止まっていたいのならそれも良いですが、本当はそんな状態望んでいないはず。
もっと豊かで余裕のある状態を楽しみたいですよね?
であるならば、不足を意識したり正しさにこだわらない方が良いですよ。
それよりも富裕層と同じように、より健やかになること、より楽しくなることにこだわった方がいい。
そのような意識状態の持続が、結果的に豊かさを引き寄せるのですから。(・∀・)ニヤニヤ
あなたはまだ「楽しさ」よりも「正しさ」にこだわり続けますか?(*`▽´*)ウヒョヒョ
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