「なんとか頑張って」だと上手くいかない理由

先日、ある方のマジック＆超能力ショーを観てきました。

オンラインサロン「量子論的生き方研究会」のメンバーさんが主催された会だったので、１０名近くのメンバーさんも参加されました。

ショーの演者は響仁（ひびきじん）さん。

広島でマジックバーを経営されている方で多数のテレビ出演もされています。

ショーはスプーン曲げのワークショップ付き。

スプーン曲げは私も多少できるのですが、今回は過去最高レベルにグルグルにしちゃいました。

ショーはとても楽しかったですし、驚きもたくさん。

もちろん「これはマジックだな」と思うものもありました。

ただ中には「いやーこれはマジックじゃ無理でしょう」と思うものも。

その一つが「十円玉を曲げる」というショー。

参加者ご本人がご自身の十円玉に名前を書いてもらい、仁響さんの誘導に従って、ご本人が曲げるというもの。

ご覧の通り、結構な曲がり具合です。

ちなみに曲げたのは女性。

こんなことプロレスラーだって出来ません。

ただ個人的に印象的だったのは一番最初のショーでした。

真っ白のカードが５枚。

その一枚に参加者のお一人がご自身の名前を書きます。

そしてカードをシャッフル。

その上で、何番目のカードに名前が書いてあるか、参加者全員で当ててみるというショー。

参加者は約３０名。

参加者各自が何番目と思うカードに手を挙げます。

その中でお一人しか手を挙げなかったカードがありました。

で、結局当てたのはそのお一人だけだったんです。

そのお一人とはオンラインサロン「量子論的生き方研究会」のメンバーさんが連れてきてたお子さん。

４、５歳ぐらいだと思います。

その子だけカードが当てられた。

その後に響さんがおっしゃったの言葉が印象的でした。

それは「何とかして当てよう、当ててやろう」と思ってないからと。

それを聞いて「なるほど」と思いました。

実はスプーン曲げのコツの一つが「曲げよう、曲げてやろう」と思わないこと。

「行ける」と感じたタイミングでただ曲げるだけ。

つまり「曲げよう、曲げてやろう」じゃないんです。

ここに意識のカラクリがあると思ってます。

あなたが「何とかしてああしよう、こうしてやろう」と思うことってどんなことですか？

まーいろいろあるとは思いますが、あえて「なんとかああしよう、こうしてやろう」と思って取り組むことって、どこかで「難しさや困難」を意識してませんか？

ちなみにあなたは自転車に乗れますか？

自転車に乗るときに「何とかして乗ろう、乗ってやろう」なんてあえて意識します？

しないでしょ？

ただ「乗る」だけですよね。

だから「乗れる」のです。

”そうは言っても自転車だって最初は乗れないでしょが。訓練するから乗れるんでしょ？”(｀ε´)

確かにそれもあります。

ただ最初から「訓練」っぽくすると「難しい」と刷り込んでいる事にもなる。

実際、自転車も訓練っぽくしない方がスッと乗れたりします。

私の子供達もそうでした。

最初はペダルがついてない自転車に乗せてました。

自分の足で地面を蹴って進むので簡単です。

それに慣れたらペダル付きに乗ってみる。

驚くほど簡単に乗れてしまいます。

訓練っぽい過程はゼロです。

私たちが小さい頃に使っていた補助輪は最初から要らなかったんです。

むしろ補助輪が「自転車は難しい、困難」という意識を刷り込んでいたとも言えます。

このように「難しい、困難」という前提の意識で取り組むことは、やはり「難しい、困難」という現象を引き寄せやすい。

「難しい、困難」という前提の意識で量子の時間と位置が確定してしまうからです。

もっと簡単に言えば、現実を作っている量子が「難しい、困難」に偏るということです。

つまり自分自身の意識が「難しい、困難」という状況を引き寄せてしまうのです。

なので「なんとか頑張って、なんとしてでも」なんて意識での取り組みは止めたほうがいい。

じゃあどうすればいいのか。

同じことに取り組むにせよ、こうしたら楽しいかも、これだったら出来るかも、という方法を探った方がいいのです。

それはお金、人間関係、恋愛、ダイエット、健康維持など全てに言えること。

なんとか頑張ってお金を稼ぐ。

ストイックに摂生してダイエットする。

そんな意識での行動が更なる困難、難しさを引き寄せていると言えます。

だから長くは続かないし結果も出ない。

もしくは一時期結果が出ても元に戻ったりする。

「結果にコミットする」で有名だったジムも、今は「ちょこっと氣軽に」シフトしてるでしょ？

今まで私たちは知らないうちに「あえて難しくする」という選択を無意識にし続けていたのかもしれません。

これからはそんなことする必要ありません。

楽しく出来るなら楽しくやった方がいい。

簡単にできそうな事があるならそこから取り組んだ方がいい

そのような意識状態がさらに「楽しい、簡単にできそう」というアイディアを引き寄せるからです。

そしてそのアイディアの実践が、さらに望ましい環境の引き寄せに繋がる訳ですね。

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