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この世の仕組みはパラドックス
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- 2019年8月8日
先日こんなことがありました。
次女が急に「プールに行きたい!!」と言い出し、妻も「じゃあ行こうか」と乗り氣になりました。
長女と私は「えー、行きたくない」とゴネたものの、長女は途中から行く氣になり準備を始めます。
それでも私は行きたくないので「じゃあ、3人で行ってきたら?」と持ちかけるものの、「ダメー一緒に!!」と押し切られ私も行く羽目に。(;^_^A
「まーしょうがないか」という感じで諦め、一緒に車で10分ほどのプールに出かけました。
プールに着いて更衣室で着替え始めようとした時にあることに氣づきます。
水着にヒモがついてない。。。
腰から落ちないようにするヒモがついておらず、このまま入ってしまったらずり落ちちゃいます。キャ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!
これじゃプールに入れないので私だけ帰宅することに。。。( ゚д゚)ノサラバジャー
「なんだかな〜」なんて思いながらも帰りの車の中で私はふとこんなことに氣づきます。
「あ、結果的に願いが叶ったや」。゚(゚^∀^゚)゚。 アヒャヒャヒャ
つまり「プールに入らない」という願いが叶ったわけです。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
で、なんで結果的に願いが叶ったかというと、完全に手放したから。
「プールに入ってもいいか」という感じに自分の願いを手放したことで、結果的に「入らない」という願いが叶った。
そんなのタマタマでしょ?なんて言われたらそれまでですが、でもこれって結構あるあるなんですよ。
願えば願うほど叶わない。キィィ───ヾ(*`ェ´*)ノ───ッ
追えば追うほど逃げていく。㌦ァァァァヽ(o`Д´o)ノァァァァ!!
そして、「もういいや」なんて諦めた途端に状況が良くなっていく。。。。(〃∇〃)
こんな経験、あなたにはないですか?
私は結構あります。
もちろん、こういう仕事をしているからそういう現象に氣づきやすいということもあると思います。
上のプールの例のようにね。(*^.^*)
でも、願えば願うほど叶わないとか、追えば追うほど逃げていくというような現象も、量子力学や脳科学で考えてみても「やっぱそうだよね」と思うんです。
なぜなら、前提の意識で『すでに目の前の現実が確定している』と言えるからです。ヽ(゚◇゚ )ノ
量子の状態は人間の意識が介在することで「時間」と「位置」が確定する、とされています。
量子はそもそも波(エネルギー)という状態にあり、粒(物質)ではありません。
そもそも粒(物質)ではない、ということは、粒としていつどこに現れるのかは確定していない、ということになるんです。
そして、「確定していない」、ということはいつどこに現れるかは確率(可能性)でしか表現できない、となります。
ちと難しいですかね?(*゚ー゚*)
例えば、あなたはお友達と「夜7時に渋谷で会おう」と約束したとします。
あなたは7時ごろに渋谷に着きましたが、その時点だとまだ友達が渋谷に着いているのか、着いていればどこにいるのかは分りません。
つまり、着いている、着いていない、着いているとしたらどこにいるかなど、いろんな可能性(確率)が考えられるわけです。
そしてケータイで連絡を取り合いやっと友達を発見します。
その時点で友達の「位置」と「時間」が決まるわけです。(^-^)
お分りいただけますかね?
ある意味、あなたが友達を意識して見る(発見する)以前は、友達はあらゆる場所に確率的に存在しているとなるわけです。エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
これと同じようなことがあなたの現実を作り上げている量子にも言えるわけです。
つまり、あなたが何かを意識する前は、量子は確率的にあらゆる場所に存在しており、あなたが意識することで初めて「位置」と「時間」が確定するということです。*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ
そう考えた場合、何かを強く願っていたり、何かをしつこく追っている状態の『前提の意識』はどうなってますかね?
当たり前ですが、「それが無い」とか、「それを手に入れるのが難しい」という意識状態なわけです。
だからその意識に合わせて量子の「位置」と「時間」が確定し続ける。
つまり、「それが無い」とか、「それを手に入れるのが難しい」という現実が確定し続ける、ということですね。(;^ω^A
私は、この世の仕組みは非常に逆説的、つまりパラドックスのようになっていると思います。
変わる必要は無いんだと悟ると良い方向に変わり始める。
お金もそんなに必要ないと悟ると勝手に集まり始める。
感情を抑えようとするほど感情に翻弄され、感情をしっかり感じると穏やかになる。
「なんとかしてそうなろう」とか、「なんとかしてそれを得よう」なんて頑張っている時に限ってそうならず、「もういいや」なんて感じにある意味手放すと良い方向に転換し始める。
この仕組みは上で述べたとおりで、「なんとかしてそうなろう」なんて意識状態だとさらにそれを求め続ける状態が続きますが、「もういいや」なんて受け入れた状態になるとさらに受け入れやすい状態になる、ということです。(*'-'*)エヘヘ
つまり、『手放すと望んだ状態になる』、ということです。
例えば、「ビギナーズラック」という言葉もありますが、これもある意味そんなに期待していないがために得られるラッキーということですよね?
当てようとか、儲けようという期待をせず、よくわからないまま適当に買ったら当たってしまった。。。なんてことですから。
で、このラッキーに味をしめ、「今度はもっと儲けよう」なんて欲を出してやりだすと途端に勝てなくなる。Σ(・ω・;|||
欲の意識の前提には「不足」があるからで、さらに欲が膨らむような「不足」がどんどん引き寄せられるからです。
また、勝利を目指してひたすら極限まで努力しているスポーツ選手にしても、実際の試合になると手放していたりします。
ある意味、どれだけ手放せるかが本当の意味での勝負になる。(^^ゞ
例えば、この勝負に勝てばメダル獲得という状況において、「これに勝てばメダルだ」とずっと意識している人と、「とりあえず自分の力を出し切る」と決めている人だったらどっちの方がメダルが取れるのか?
私は後者だと思います。
なぜなら前者のように「これに勝てば。。。」なんて意識状態では当然体も緊張で固くなり本来の力は出しにくくなるはずだし、同時にメダルを逃す恐怖も強く意識している状態になるはずだからです。
なので、私は夢や目標を強く意識し続ける、ということはオススメしてません。
それよりも、「まーなったらなったでいいし、なんなくてもいいや」という感じにするか、もしくは「そうなるに決まってるでしょ」という感じにする。
どちらにしても、その方が『軽く意識して手放している状態』になるからです。\(^_^)/
そして実際に、夢や目標を手放して、今やってみたいこと、今興味深いと感じること、今面白そうなことなどに集中している方が、夢や目標が叶ったり、もしくはそれ以上に想定外の良い状態を得られたりするんです。
ワクワクや、喜び、充実の意識状態が、さらにそのような状態を引き寄せるからです。v('ω'*v)ピースピース(v*'ω')v
あなたには求め続けていて得られないものってありますか?
あるのだとしたら、その原因がそもそも「求め続けているから」かもしれないですよ。ヘ(゚∀゚*)ノ
それよりも、このパラドックスの仕組みを逆利用すればいい。
つまり求め続けるのを止め、「別にいいや〜」と手放す。
その方が、想定以上にさらに良いものを、いとも簡単に手に入れることになるはずですから。キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
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