望んだ未来を遠ざける典型的思考

人間には「ある程度一定の落ち着いた状態を保持したい」という欲求があります。

この欲求を専門用語で「ホメオスタシス」と言います。

「安定した状態を保ちたい」という欲求を人間は本能的に持っているのです。（#^ω^)

これはこれで必要なもの。

でも、この欲求が「変わりたいけど変われない」という原因の一つでもあります。

自分では今の状態に違和感を感じている。

なので「変わりたい」と思っている。

その一方で「今の状態を維持したい」とも思っている。

「変わりたい」と「維持したい」が綱引きをしている状態ですね。

で、「維持したい」が勝てば当然変化は起きません。≧(´▽｀)≦

まあ、当たり前ですが。(＾＾ゞ

そして、「変わりたいけど現状を維持したい」と思ってしまう人にはある特徴があります。

それは、未来の出来事を過去の事例と結びつける、という特徴。

常に過去の事例と結びつけ、起こりうる未来を予測している。

「それはこうなるはず」と未来を予測し「失敗するかも、損するかも、馬鹿にされるかも」と判断したらやらない。

本当の自分は「やってみたい」と感じている。

ても、思考で「やるべきじゃない」と判断するとやらないんです。

でも、本当の自分は「やりたい、変わりたい」と感じている。

なので現状への違和感は消えません。

違和感は消えないので、常に「新しい何か」を探し続けます。

でも結局過去の事例と結びつける。

そして「危険だし不安」と判断し、同じ結果を繰り返します。

ホメオスタシスの勝ち！！！　となるわけです。(;^_^A

ここで改めてお伝えしたいことがあります。

それは、未来は過去の投影ではない、ということ。

未来は「今ここ」から新たに創り出すもので、過去を投影するものではないんです。

量子力学的に言えばこの世に確定しているものなどありません。

未来はすべては確率という可能性なのです。

なので「今ここ」から本当のあなたが望んでいることを選択することが大事。

そうすることで、本当のあなたにとって望ましい未来が切り拓かれていく確率が上がるのです。

過去に囚われることなく、本当に望んでいることを選択することで切り拓く未来。

その未来はあなたの想定を超えたものでしょう。

あなたの想定を超えて、楽しく充実したものになると思いますよ。(*^▽^*)

もちろん「想定できない未来なんて怖い」、「失敗したくない」という思いもあるでしょう。(*ﾟｰﾟ*)

そのような恐れや不安を避けたいという思い。

でもそれこそが望ましい未来を遠ざける典型的な思考です。(*'-'*)

恐れや不安などの陰の感情。

これらの感情を避け続けることは、その反対も避けることになるからです。

その反対とは、楽しい、嬉しいなどの陽の感情ですね。

なぜ恐れや不安を避け続けることが、楽しい、嬉しいなどの陽の感情を避け続けることになるのか？

それこそがこの世の構造だからです。

つまり陰あっての陽、陽あっての陰という構造です。

考えてみて下さい。

遊園地でも人氣があるアトラクションはどんなものですか？

ちょっと怖かったり、難しかったり「陰の感情」が伴うものが大半でしょ？

ルービックキューブを６面揃えたいと思ったとします。

その２秒後に６面揃っちゃったらどうでしょう？

つまらなくないですか？Ψ(｀∀´)Ψヶヶヶ

イライラしたり、難しかったりするという陰の要素が全く無いからですね。

つまりそのような「陰の感情」を味わうことで、その反対の陽の感情も味わえるのです。

陰と陽は表裏一体。

紙の裏と表みたいなものです。

つまり「どちらか一つだけ」があり得ないのです。

なので、恐れや不安があっても「やってみたい、興味がある」というならやってみること。

それがとても大切です。

結局本当のあなたが望んでいることは感性や感覚が指し示しているからです。

それに従い続けることが本当に望ましい人生の引き寄せとなるんですよ。(*^.^*)

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