犠牲者として生きる?ヒーローとして生きる?
実は量子力学とアドラー心理学には共通点が多いと感じています。(^ε^)♪
いくつかあるのですが、その一つが、「常に自分で選択している」という考え方です。
アドラー以上に有名なのがフロイト心理学ですが、フロイトは「原因に注目する」心理学です。
すなわち、あなたが現在不幸なのは、幼少期のトラウマが原因である、とする考え方です。
なので、そのトラウマを癒したりすることで状況が改善する、となります。
もちろん、これでも良くなります。
一方、アドラー心理学はその人が隠し持つ「目的」を考えます。
あなたは目の前の課題から逃れるため、自ら不幸を選んでいる。そして、幼少期のトラウマを持ち出し、不幸な自分を正当化している、となるんです。(#^ω^)
つまり、今ここで、不幸な自分を選択している、とする考え方です。
これを物理学で考えると、フロイトはどちらかというと古典物理的な感じです。
なぜなら、過去こうだから今こうなっているし、今後もこうなる、的な考えだからです。
ちょっとわかり難いですかね。f^_^;
もっと簡単に言えば、今の状態で未来の状態も確定している、とする考えです。
なぜなら、自然現象は人間の意識とは関係なしに勝手に起こっている、というのが古典物理的な考えだからです。
そこには人間が入る余地のない、精妙な独自の自然法則がある、とする説ですね。
一方で、量子力学的に言えば、この世は全てが確率でしか表すことができない、可能性だけの世界、となります。
で、その可能性を確定させているのが意識です。
なぜなら、そもそもエネルギー状態の量子を物質たらしめているのが意識だからです。
つまり、量子力学的に言えば、過去どうだったかとか、経歴、学歴、性別などは一切関係なく、「これからどうしたいのか」を選択すればいい、となるんです。
私のセッションでも時々、「なんかブロックがあるようなんですよ」的な話をして、それが原因で改善しない、というお話をするお客さんがいます。
でも、私のセッションでは基本的にその原因を探して解消することはしません。
なぜなら、これからの未来に原因は関係ないからです。
それを選択しなければいいだけのこですから。
もちろん、トラウマを癒したり消したりする方法もありますし、ご希望されればやってます。
でも、それは本質ではない。
それよりも、今ここからどうしたいか、なのです。
さらに言えば、原因を探しがちの人は、常に原因を意識してるので、何か不都合があるとまた別の原因を探していきます。
探しては解消し、探しては解消し、が永遠に続く。。。。(´∀`)
それをやり続ければ、しまいには原因探しが前世にまでいっちゃいます。( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!
じつは、その繰り返しで苦しんでいる人って結構多いんです。
これだと常に陰に意識を置いている状態ですので、陰で量子状態が確定し続け、抜けられなくなるからです。
ですので、私は、「そもそもどんな自分でありたいのか」、「なにで喜びや充実を感じたいのか」、「なにを大切にしたいのか」を明らかにし、ただそう生きればいい、と思っています。
つまり、そういう自分を、今ここから選択し続ければいいんです。\(^_^)/
そうすれば、あなたの周りの量子状態がそれで確定し続け、それがイコール幸福な人生ですのでね。(*^.^*)
過去がこうだったから、今現在がこうだから、と言い訳を作って今の不幸を正当化する生き方は、ある意味で人生の犠牲者を選択する生き方です。
あなたは、可能性しかないこの世界で犠牲者を選択し続けますか?
それとも、「本当の私はこうありたいんだ!!」という自覚をもとに、今ここから本当に望んでいる人生を選択しますか?
それが自分の人生を自ら望んでいる通りに切り拓く、ヒーローとして生きる人生です。
そういう人生を選択できない生き方をアドラー心理学で言うと、”あなたに足りないのは、能力でもなければ才能でもない。あなたにはただ勇氣が足りていないのだ”、となります。
ちょっとの勇氣を出して、本当のあなたが望んでいるヒーローとして生きる。
その勇氣は必ず報われますよ。(・∀・)
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