可能性は選択できる

量子力学は『可能性の物理学』と言われています。

なぜなら「この世に確定しているものは何もなく、唯一それを確定させるのは意識」としてるからです。

つまり量子力学で言えば「この世には可能性しかない」となるんです。(*^ー^)ノ

その一方で私たちはその可能性を限定し制限するような思い込みを、それこそ何万通りも持っています。(;^_^A

思い込みとはあなたが「そうに決まっている」と意識しているものです。

「そうに決まっている」と意識しているので、そう意識した通りの現実が現れます。

言ってみたらカメラのレンズと同じです。

例えば屋外であなたは誰かの写真を撮ってるとします。

その際、あなたが意識しているのは大抵その被写体となる人です。

もちろん背後の風景も考慮に入れるかもしれません。

ですがほとんどの意識はその被写体の人に注がれてる。

そうすると被写体にピントが合うので、その人ははっきり写ります


その一方で背景はぼやけたままだったりしますよね。

一眼レフのようなフォーカシング機能があればなおさらです。

つまり被写体はさらに際立ち、それ以外の風景は曖昧になる。

風景は確実にそこにあるのに、はっきりと意識されない状態になるということです。

この被写体を「あなたの可能性」に置き換えたらどうなるでしょう？

ピントが合ってるのが「そうに決まっている」と意識していることです。

そんなの無理だ、そんなの有り得ない、せいぜいこの程度、にピントが合っていれば、当然それ以外の可能性は見えません。

もしかしたら、その背景にもっとすごい可能性があるかもしれないのに。

でもフォーカスしてない、つまり意識してないので、見えないんです。

目には写ってますが、意識してないのでピントが合わないのです。

実際あなたの周りにはたくさんの可能性が存在しています。

でもそんなの無理、有り得ないと意識していれば、あなたの中でその可能性はゼロなんです。

量子力学の祖の一人ハイゼンベルグ博士はこう語っています。

”原子は物質ではなく、ただの傾向に過ぎない”

量子の状態は確率でしか表せないという量子の性質を語った言葉です。

量子は原子含めたミクロ物質の総称ですが、その量子でこの世の全てが出来ています。

それは紛れもない真実です。

そうなるとこの世は『傾向である』となりますよね。(*ﾟｰﾟ)ゞ

物体としての実体も、そもそもは物体ではなく、単なる傾向となります。

で、何の傾向かというと、当然それは『意識の傾向』となるわけです。

なぜなら本来の量子の状態はあくまで可能性であり、意識が入ることで初めて確定するからです。

そして当然ながらあなたの現実はあなたが意識していること。

なので、あなたの現実の傾向は、あなたの意識の傾向と言えるのです。

あなたが、そんなの無理、有り得ない、と意識していればそのような現実になっているはず。

逆を言えば、私にはこんな可能性もある、こんなことも有り得る、と意識していればそうなる可能性も高くなる。

そのようなチャンスにもピントが合うので、掴みやすくなるからです。

あなたは、あなたのどんな可能性を高めて行きたいですか？

こんな可能性を高めたい！！というなら、まずはそうなる自分の可能性を認めて下さい。

そんなの無理、そんなの有り得ない、という思い込みを手放すのです。

実際それは単なる思い込みであり、現時点では何も確定してませんから。

あなたにとって都合の良い可能性を高めていけばいいだけなのです。(*^.^*)

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