常に『現実の確率』を選択してる
- 引き寄せと量子論
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- 2018年2月15日
ゲーテと言えば18世紀から19世紀にかけて活躍したドイツを代表する文豪です。(*^.^*)
詩人、劇作家、小説家として多彩な才能を発揮しましたが、彼には別の一面もありました。
それは、自然科学者という一面です。
彼は学生時代から自然科学に興味を持ち、後に進化論の先駆けとも言われる「形態学」を提唱するなど、研究者としても多くの業績を残しています。ヘ(゚∀゚*)ノ
その彼は、長年の研究を通じて、「自然は、観測する者とされるモノが一体となった時に初めて本当の姿を現わす」と考えていました。
なので彼は、「人間と自然を切り離して捉える」という考え方に猛反対だったのです。\(*`∧´)/
で、その当時、「人間と自然を切り離して捉える」という方法を展開していたのが、ニュートンが中心となり完成させた古典物理学です。
人間の存在に関係なしにリンゴは木から落ちるでしょ?、とする考え方ですね。
普通に考えれば、「まー、そりゃそうでしょ」となりますが。。。(;^_^A
ただ、ゲーテは長年の自然科学の研究を通じて、「観測者の意識が現象に影響する」ということを経験的に捉えていました。
ですので、「実験で切り刻まれた自然や、数字で置き換えられた自然はすでに本当の姿ではない」と、当時の古典物理学を批判したんです。(`ε´)
そのゲーテは晩年光学の研究に力を注ぎ、20年かけて大著「色彩論」を完成させます。
そして、ここでも古典物理学の光学研究を批判します。
なぜなら、古典物理学の光学は、あくまで「光を研究する学問」であり、闇は単なる光の欠如で研究の対象にならなかったからです。
一方ゲーテは、「闇とは、光と共に色彩現象の両極をになう重要な要素である」とし、「もしもこの世界に光しかなければ色彩は成立しないし、闇だけでも成立しない」と主張していたのです。ヽ(*'0'*)ツ
光と闇が入り混じることで初めて色が現れ、その「色」がすなわち実在なんだ、とする考え方です。
そして、彼は、その現象をある実験を通じて表現しました。
以下の白黒図を見てください。
私たちの肉眼で見ると、ただの白黒ですよね。(#^ω^)
しかし、これをプリズムを通して見ると以下のように見えます。
ちょっと分かり難いかもしれませんが、白と黒の境界線に色が浮かんでいますよね。
肉眼ではこれらの色を認識できませんが、実際にはそこに「数種類の色がある」ということです。(・∀・)
つまり、色とは本来「光と闇の結婚」であるので、古典物理学のように「光」にだけ目を向けても本質は捉えられない、としたのです。
色、つまり実在は、光と闇があることによって成り立つ、ということです。
ということはですよ。
自然も、私たち人間も、「光と闇の結婚」により実在している、ということなるんです。(・∀・)/
光だけでも、闇だけでも成り立たない。
相矛盾する2つの側面を同時に併せ持つもの、それが実在なんだ、ということです。
そして、この相矛盾する2つの側面を同時に併せ持つ、という状態が、まさに量子の状態そのままなんです。(^ε^)♪
なぜなら、量子は、波(エネルギー)であり、粒(物質)でもある、という2つの相矛盾する状態を併せ持つからです。
で、光と闇が結婚している状態というのは、言ってみれば、光と闇という2つの状態が入り混じっている状態です。
つまりその状態は、光でもなく、闇でもない、どちらにも確定していない状態、ということになります。(ノ)゚Д゚(ヽ)
確定していない状態、ということは、全てはまだ『可能性』という状態にあり、全ての可能性が確立的に偏在している、となるんです。(*^.^*)
ちと難しい表現ですが。。。(⌒-⌒; )
例えばですよ。
今から1年後、あなたの状態はどのような状態になってますかね?
「仕事が軌道に乗り今より豊かになってる」(^ε^)♪
「素敵な人と出会って結婚してる」Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
「不慮の事故にあって病院に入院してる」(x_x;)
「死んじゃってる」(灬ºωº灬)
などなど、縁起でもないものも含めて可能性としてはあらゆる状態が考えられるわけです。
そして、これらは全て可能性なので、可能性が高い状態もあれば、可能性が低い状態もある。(・ε・)
可能性が高い、ということはそうなる確率が高い、ということだし、その逆も然りです。
だから、状態が確定する前は、あらゆる可能性が確率的に偏在している、となるんです。(*^ー^)ノ
そして、どのような可能性が現実として現れる確率が高いのか?
その確率を決めているのが『意識』です。(^ε^)♪
この世の根本物質である量子は、本来「波」というエネルギーの状態であり、これを量子力学では『確率波』として捉えます。
まー、そのことは一旦置いといて。(#^ω^)
量子は本来「波」なんですが、粒(物質)として現れることは決まっています。
なぜなら、人間の意識が介在した時点で『粒』となるからです。(・∀・)
で、粒となった時点で量子の位置と時間は確定します。
人間の意識が介在する前、すなわち波の状態では、量子はまだエネルギー状態なので、「今(時間)、ここ(位置)にあるよヘ(゚∀゚*)ノ」と言うように、時間と位置を特定することはできないんです。
例えばですよ。
あなたの周りには「熱」というエネルギーが取り巻いていますが、「今ここにある」と言うように、位置と時間を特定することは不可能ですよね。
なぜなら、熱というエネルギーは、地球外の宇宙空間含めて、あらゆる場所、そこかしらに偏在しているからです。(*`▽´*)ウヒョヒョ
量子の状態も、本来はそれと同様なんです。(^人^)
ですが、人間の意識が介在するので『粒』として現れることは決まっている。
決まっていますが、どの位置と時間に現れるかはあくまで確率であり、現れる前は何も決まっていないんです。
ここで再度、量子が『粒』となるタイミングを考えてみて下さい。
人間の意識が介在した瞬間ですよね。(・ω・)b
これをあなたの現実で考えてみましょう。
あなたの現実は、あなたが認識している世界です。
あなたの認識している世界は、私の認識している世界とは違いますよ。
あなたの世界は、あくまで、あなたの世界であり、私の世界ではないんです。('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
で、認識している、ということは、「何をどう意識しているか」、ということですよね。
そういう意味では、あなたの世界は、あなた自身が、あなたの世界をどう意識しているか、なんです。
あなたが、あなた自身の世界を、「あー、もうどうにもならない、私は無力だ〜(TωT)」と意識していれば、そのような現実が展開しているはずです。
「いやー、これからどんな風に変化するのか楽しみだなー(ノ´▽`)ノ」なんて意識していれば、そのような現実が展開しているはずです。
なぜなら、そう意識した時点で、あなたの現実を作り上げている量子の位置と時間は確定しているからです。エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
もっと簡単に言えば、常に「喜び」を意識していれば、ますますそうなる確率が上がり、「不安」を意識していれば、ますますそうなる確率が上がる、ということです。(・ω<) テヘペロ
量子の本質は、確率という波であり、その確率を決めているのがあなたの意識だからです。(ノ´▽`)ノ
そして、量子が粒となった時点で時間と位置が決まり、それはすなわち他の位置と時間に決まる確率はゼロになる、ということです。
つまり、量子の位置と時間が「喜び」で確定すれば、「不安」で確定する可能性は消えるんです。
このような選択を、それこそコンマ1秒以下の単位で、あなたは絶え間無く続けているんです。(*^o^*)
( ゚-゚)( ゚ロ゚)(( ロ゚)゚((( ロ)~゚ ゚
ゲーテが指摘したように、この世に存在する全ての実在は、陰と陽など、相反する何かを併せ持っている存在です。
それはつまり、陰と陽が常に確率的に入り混じっている存在であり、そのどちらかを確定させているのが、あなたの意識なんです。
だから、陰の状態で現実が確定する確率も、陽の状態で現実が確定する確率も、全てを決めているのはあなたの意識なんです。∧( 'Θ' )∧
何しろ、あなたの現実は、あなたが認識している世界なんですから。
(*^▽^*)
あなたは、どんな現実が現れる確率を高めて行きたいですか?
その確率を高めたいのなら、今ここからそれを意識することが大事ですよ。
それを意識すればするほど、それが現実化する確率がさらに高まるわけですからね。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
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