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なんでも自分で決められる原理
- 初めての方におすすめ 引き寄せと量子論
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- 2017年3月9日
量子力学の中に「不確定性原理」というものがあります。
このブログにもよく出てくる量子力学の祖の一人、ハイゼンベルク博士が1927年に提唱した原理です。
この原理をちょー簡単に説明すると、素粒子のような超ミクロ世界では波(エネルギー)としての性質が強いため、絶対に観測結果は曖昧になる、ということです。
まーこれでも難しいですが、もっと簡単に言えば、「超ミクロの物質は本質的に曖昧で、不確かだ」ということを証明した原理です。
超ミクロの物質、つまり素粒子は、この世界を構成する根本物質であり、根本のエネルギーです。
つまりそれはイコール自然の本質でもあります。(^_^)
その自然の本質が、実は「不確かで、曖昧」だということを明らかにしたんです。
で、実はそのことは、ニュートン以来の古典物理学の物質観や自然観を根底から覆すほどの衝撃だったんです。ヽ(*'0'*)ツ
なぜなら、古典物理学による世界の認識は、「ある時点で物質の状態が決まれば、以後の状態は全て確定される」としていたからです。
物質がある時刻にどの位置にいて、どの方向にどんな速度で動いているのかがわかれば、その後の物質の状態は機械的に確定される、と考えていたからです。
ちょっと表現的に難しかもしれませんが、「今の状態で未来が機械的に確定される」とする考え方ですね。
そして、この古典物理的な考え方は、実は私たちの今の生活にも深く影響しています。f^_^;
例えばですよ。
「私は学歴がないのでこれ以上は出世できない」
「私は可愛くないので結婚は難しい」
「私は頭が悪いのでお金持ちにはなれない」
などなど、今の状態を元に、機械的に未来を確定させていることってありませんか?
厳密に言えば、ここで言う「今の状態」も単なる思い込みです。
単なる思い込みである「今の状態」に合わせて、「将来はきっとこうなる」と機械的に確定させていることになるんです。
どうですか? あなたにも身に憶えはないですか?
一方、不確定性原理で示された自然の本質は、「曖昧で、いい加減」です。(^ε^)♪
不確定性原理によると、私たちの肉体含めた物質の状態は曖昧で、一つの状態に確定していません。
また、未来も常に幾つもの可能性があり、どれが実現するかは確率的に決まる、となるんです。
つまり、自然法則は、本来理路整然とした法則ではなく、かなりいい加減で、確率で決まる、ということを明らかにしちゃったんです。
もちろん、「この原理にはどこかに間違いがあるはずだ」と反対を唱える物理学者は過去に大勢いました。
その筆頭はアインシュタインですが、結局アインシュタインはこの議論で敗北します。
なぜなら、不確定性原理が正しいことが次々に証明されてしまうからです。
アインシュタインは間違いなく20世紀を代表する天才ですが、彼でさえ間違うことはあるんです。(*゚ー゚*)
もう一度言いますが、自然の本質は「曖昧で、未確定」なんです。
曖昧で、未確定、というのがある意味で自然法則なんです。
で、その決まってはいない曖昧な状態を確定させているのは、意識なんです。
そういう意味では、本当はもっと色んなことが出来て、あらゆる可能性に溢れていても、「私には無理」と意識した途端に、その無理な状態が確定することになります。
あなたは、あなたの今の状態を勝手に思い込んで、機械的に「私はこの程度」とか、「私にはこれ以上無理」とか確定させていませんか?
さっきから言ってる通り、自然は本来曖昧で未確定なんです。
ということは、今ここから望ましい意識を選択をすれば、そちらに向かって現象は動き出すということです。
なぜなら、あなたの意識によって、この世の全てを構成している量子(素粒子)の位置と時間が確定するからです。
あなたが、「可能性にあふれた希望」の意識でいれば、量子の時間と位置が「希望の状態」に偏在し続けるんです。
だから、あなたは、今ここから、あなた自身で望む未来を決められるんです。
決まっていることなど何もなく、すべては確率だからです。
どうせなら、本当に望む未来の確率を高めた方が良いでしょ?
そして、実際、望む未来の確率は、あなたが「今ここ」からそれを意識すればするほど高まるんですから。(・∀・)
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