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どんな可能性の世界を選択してる?
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- 2018年3月10日
20世紀を代表する天才中の天才と言えばアインシュタインを思い浮かべる人が多いと思います。(^ε^)♪
アインシュタインが大天才であることは間違いないのですが、実質的にはそのアインシュタインを上回る、と言われている天才がいます。
その人が、アメリカの数学者、フォン・ノイマン博士です。
ノイマンさんのIQは推定300とも言われ、「そもそも人類なのか?進化した別の生物、もしくは宇宙人では?」なんて疑われる程の人物。( ̄□ ̄;)!!
ある種、人間離れした強烈な頭の良さだったそうです。
その逸話は星の数ほどありますので、興味があればググってみて下さい。(^人^)
確かに人類であることを疑われそうなエピソードが沢山出てきます。Ψ(`∀´)Ψヶヶヶ
ちなみに、現在のコンピュータは「ノイマン型コンピュータ」と呼ばれてますが、コンピュターの原型を作ったのがこのノイマンさんだからです。
現代社会は完全なコンピュータ依存社会ですので、私たちの実生活への影響はアインシュタインをはるかに上回る、と言われるのも納得できます。(*^.^*)
そして、その彼は量子力学にも多大な影響を与えています。
何しろ、人間の意識が介在して量子の状態が決まる、つまり、「人間の意識により、波の状態の量子が粒になる」、ということを数学的に導き出した人なんです。
それはつまり、人間の意識が入る前は、量子はいつどこで粒として現れるのか決まっていない、ということです。
決まっていない、ということは、人間の意識が介入する前は、『全ての可能性が同時並行で存在している』、ということになります。(^◇^;)
決まっていないので、あくまで『確率からくる可能性だけが存在する』、となるんです。
でもそうなると、私たちが日常生活から感じる実体験からどんどんかけ離れていきます。
何しろ実生活の中では、「それはすでに決まっているでしょ」と思えることがそれこそ無数にあるからです。
それが実際は、「人間が意識するまで実は決まっていない」と言われても、「なるほどねー、あーそうですかー( ̄∀ ̄)」とはなかなかいかないわけです。
その感覚は量子力学の研究者も同様で、量子力学の基礎方程式である「シュレディンガー方程式」を作ったシュレディンガー博士も「そんなわけあるか!!」と、反論します。
その反論が有名な「シュレディンガーの猫」という思考実験です。
「シュレディンガーの猫」を簡単に言えば、猫が生きるか死ぬかの確率が2分の1になる箱に入れて、ある一定時間経った後、その猫はどうなっているか? というものです。
普通の考えだと、「まー運が良けりゃ生きているだろうし、悪ければ死んでるでしょ( ̄_ ̄ )」ですよね。
でも、量子力学的に言えば、人間が箱を開けるまでは、「死んだ猫と生きている猫が両方存在している」となるんです。エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
つまり、両方の可能性が並存している状態、というわけです。(⌒-⌒; )
そして、箱を開けた瞬間に、生きているのか死んでいるのかが確定する、となります。
シュレディンガーさんも当然、「箱を開ける前にすでに決まってるだろがー!!」と考えたわけです。
ただノイマンさんは、人間が観察する前は、死んだ猫と生きている猫が両方存在しているとする方が数学的に矛盾がない、と主張したんです。
計算上そうなるのかもしれないけど、じゃあ実際のところどうなのか?
('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)
正直、答えは出てません。(・∀・)
学者の間でも「そんなわけあるか派(-з-)」と「多分そうだろう派( ゚∀゚ )」に分かれるわけです。
確実にこうだ、という統一の解釈はまだ無いんです。
ただ現状としては、『同時に二つの状態が存在している』、ということを実証実験を通じて確認する学者さんも出始めています。
ということはですよ。(・∀・)/
徐々にですが、人間の意識が介入する前は、あらゆる可能性が確率的に同時並行的に存在している、ということが明らかになりつつある、とも言えますよね。ヘ(゚∀゚*)ノ
そして、いくつも存在する可能性の中から、常に一つの可能性を選択している。
で、その選択をしているのは他でもない、あなたの意識ということになります。
あなたの現実を意識しているのは、間違いなくあなたなんですから。
ノイマン博士の導き出した結論だとそうなるんです。
さらに言えば、あなたが一つの可能性を選択した時点で、『その可能性の世界を選択した』とも言えます。
量子力学の多世界解釈によると、『いくつもの世界が同時並行的に存在しており、その中の一つを常に選択している』、となるからです。ヽ(*'0'*)ツ
そして、その可能性をさらに高める選択をすれば、『さらにその可能性が高まる世界を選択した』、と言うことになるんです。(*^▽^*)
実は、超マクロの宇宙物理学も、『宇宙はいくつもの宇宙に分岐している』、とする説が最新かつ有力なんです。
ですので、最近は宇宙を「ユニバース」とは呼ばずに、「マルチバース」と呼ぶようになっています。
ちなみに「ユニ」とは単体という意味です。(・ω・)b
そして当然ながら、超ミクロの量子力学でいう多世界解釈と、超マクロのマルチバースは、親和性があるわけです。
どちらも、「世界は同時並行的にいくつも存在している」という説ですからね。(^ε^)♪
「そんなこと言われたって信じられない。。。。」(ノ)゚Д゚(ヽ)
それは当然そうだと思いますし、私だって「心底信じられますか?」、と聞かれれば、「そこまでは。。。f^_^;」という感じです。
でも、これも事実として言えるのは、私たち人間の五感で認識できる範囲は、とてつもなく小さく狭い、ということです。
私たちの身体が60兆個を超える細胞からできていることも、この地球が球体であることも、五感で捉えることは不可能です。
それらは科学的事実として認められているから、「そうなんだ」と信じているだけなんです。(・∀・)
そういう意味では、多世界解釈もマルチバースも、科学的事実として認められているものではありません。
理論物理学者が、「こう考えると矛盾がなくなる」として導き出した、一つの説に過ぎません。
でも、「やはり理論物理学者って凄いなー」、と思うのは、彼らが数学を駆使して「こうすると矛盾がない」と導き出した説が、後に実証実験で確認されるからです。(#^ω^)
だからノーベル物理学賞を取る人達は、理論物理学者と、それを証明した実験物理学者なんです。(*^.^*)
多世界解釈とマルチバースを実証実験で確認するのは相当難しい(というか可能なのか?)と思いますが、もしかしたら何十年か先に確認されるかもしれませんね。(*^o^*)
ですので、今の時点ではあくまで、「信じるか、信じないか」の話です。
私は、今ここからの選択で世界が変わる、ということを信じています。(・∀・)
それは、私自身の経験や、講座やセッションをお受けいただいた人たちの結果を見ても、「やはりそうだ」と思えるからです。
本当の自分が望んでいる方向で、さらに自分の可能性が高まる選択をしていけば、どんどん良い方向に世界が拡がっていく。
そういう事例を沢山見ていますから。(*^ー^)ノ
あなたは、今ここから、どんな可能性をさらに高めていきたいですか?
どうせなら、本当のあなたが望んでいる方向で、その可能性がさらに高まる選択をした方が良いですよ。
それが結果的に、本当の望みを実現した世界を選択することになるわけですからね。(・∀・)/
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