引き寄せの法則を量子論と脳科学をベースにしたメソッドで提供

笑顔、楽しむ、決める、そして受け入れる

あなたは平昌オリンピックで何が印象に残りましたか?

もちろん個別の競技それぞれが印象に残っていると思いますが、オリンピック全体では特に私の印象に残ったことが3点あります。

それは、笑顔、楽しむ、決める、ということ。(*^.^*)

この3点の重要性を再認識した思いがします。

('-'*)(,_,*)('-'*)(,_,*)

ちょっと話は変わりますが、貧乏そう、楽しそう、金持ちそう、不幸そう、嬉しそう、かわいそうなど、「そう」がつく言葉が結構ありますが、この「そう」という言葉の語源をご存知ですか?

これらの言葉で使われている「そう」は人相の「そう」なんです。

なので正確に言えば、「なんかあの人不幸そうだな〜」は、「なんかあの人不幸そうな顔してるな〜」ですし、「金持ちそうだな〜」は、「お金持ってそうな顔しているな〜」ということです。(*^o^*)

つまり、その人の状態が顔に出ている、ということになるんです。

そして、実際に意識状態と表情には明確な関連があります。

浮かない顔しているのは浮かないことに意識が向いているときですし、ウキウキ顔なのはウキウキすることに意識が向いているからです。

意識していることがその人の現実ですので、ある意味、その人の現実が顔に出ている、ということなんです。(*^▽^*)

顔と言えば今回のオリンピックで特に印象的だったのがカーリング女子のチームの笑顔です。

©雑誌協会代表

カーリング女子チームはピンチの時にも努めて笑顔でチームメート同士がコミュニケーションしていたのが特に印象的でしたよね。(*^o^*)

最終的に銅メダル獲得という偉業を達成しますが、この偉業に笑顔が貢献したのは間違いのない事実です。

先ほど意識と表情は連動している、と言いましたが、連動しているので表情に意識も引っ張られます。

つまり、笑顔になると、あんまり不安なことや失敗に意識を向けられなくなるんです。(・∀・)

フィギアスケートで銀メダルを獲得した宇野昌磨選手はフリー演技の最初のジャンプを失敗しちゃいましたよね。

Photo: Asami Enomoto

後のインタビューでその失敗を振り返った時に、「失敗して思わず笑っちゃった」とコメントしてました。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

そのコメントを聞いて、「宇野選手はやっぱり大物だ」と思いました。

現に、あの失敗の後は笑顔を交えながらほぼ完璧に演技をこなし、技術点では金メダルの羽生選手を上回ってました。ヽ(*'0'*)ツ

これも笑顔の効果だと思います。

人は、失敗や不安に意識が行くと緊張してしまい、表情や体も固くなり、本来の力が発揮しづらくなります。

失敗すると余計にそうなるんですが、それを笑うことで克服したわけです。

なので、笑顔でいるだけで変に緊張せずにリラックスでき、本来の力を発揮しやすくなるんです。(・∀・)

カーリング女子チームも、宇野昌磨選手も、努めて笑顔になることで本来の力を発揮できたんだと思います。

まさに、笑う門には福来たる、ですよね。(*^ー^)ノ

それと、競技後のインタビューで印象に残った言葉が、「楽しかった」とか「楽しめた」です。

今大会で日本人選手メダル第一号となったのが、モーグルの原大地選手でしたね。

©共同

彼は競技後のインタビューで、”すごく楽しかった。本当に楽しかった。楽しさだけを追い求めた。楽しいしかなくて、失敗する氣がしなかった”と、楽しいを連呼してました。。゚(゚^∀^゚)゚。 アヒャヒャヒャ

いやー、よほど楽しかったのでしょー。( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

また、スノーボード のハーフパイプで銀メダルとなった平野歩夢選手。

©共同

彼もインタビューの中で、”上を目指すために4年間練習してきた。ちょっと悔しさが残るが、自分ができる範囲の中で全力でやれた。楽しかった。最後3人で競って(滑走)順番もいい並びで。今までで一番の大会だった”、と振り返ってました。

平野選手も、ライバルであり憧れの存在でもあったショーン・ホワイト選手とのギリギリの対決を心底楽しんだわけです。(^ε^)♪

平野選手もョーン・ホワイト選手も過去にこの競技で大怪我を負っており、その恐怖に打ち勝ちながらさらに最高の結果を出す。

こんな芸当、心底それが好きで楽しんでいなかったら決して出来ないはずです。(^人^)

当たり前ですが、そもそも選手がなぜその競技をやっているかと言うと、その競技が好きで楽しいからですよね。(*^.^*)

でも多くの場合、楽しいはずの競技がだんだん義務になり、頑張りだす。

もちろんトレーニングは辛いことも多いし、嫌なことも苦手なこともやらなきゃならないだろうし、怪我や故障もつきものだし、逃げ出したくなることもあるはずです。(><;)

でも、基本の、「その競技が好き、楽しい」が無くなり、ただの義務で頑張りだすと、どうしても「好きで楽しんでいる人」には勝てなくなります。

500メートルで日本スピードスケート女子で史上初となる金メダルを獲得した小平奈緒選手も、スランプになった時はスケートが楽しめなくなり、頑張れと言う言葉に疲れていた、と言ってました。

Photo: 松永渉平

そんな彼女にコーチが、”本当のガンバレは顔が晴れたこと。つらくても笑顔は忘れちゃいけない”、とアドバイスされ、笑顔になることで乗り切ったそうです。

笑顔を作ることで本来の「楽しむスケート」が蘇ってきて、厳しい練習も継続でき、その結果今回の金メダルに繋がったわけですね。(・∀・)/

それと、やはり外せないのは羽生結弦選手。

Photo: 北村玲奈

1月の練習では一回転しか飛べなかったという状態でのあの演技はホント鳥肌ものでしたね。ヽ(*'0'*)ツ

ただ、羽生選手自体は金メダル目指して氣負っていたのかというと、そうでもない感じでした。

11月の大怪我を経験したことで、普通にスケートができる幸せだとか、楽しさを噛み締めているような発言が多かったですよね。(*^▽^*)

そういう意味では、11月の大怪我も、彼にとってはスケートの喜びや楽しさを思い出すきっかけになったとも言えます。

現に彼はインタビューの中で、「ある意味連覇できたのは怪我のおかげ」、というような発言もしてました。(*^ー^)ノ

そして、彼の発言でもう一つ印象的だったのが、メダルへのプレッシャーを聞かれた際のことです。

その質問に彼は、”特にありません。誰が取ろうが、僕も取ります”と答えてました。

「できれば取りたいです」とか、「取れるように頑張ります」ではなく、「取ります」と答えていたんです。(・ω・)b

「取ります」ということは、「取ると決めている」ということです。(・∀・)

何氣ない一言ですが、この「決めている」ことが実は大きな違いを生むんです。

すでにメダルを取ることは決まっているので、逆にメダルへの執着や氣負いは消えていくからです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

なに言ってるかおわかり頂けますかね?

例えばですよ。

東京から新大阪行きの新幹線に乗ったときに、「絶対に新大阪に着きたい!!」なんて思いますか?

思わないですよね。(#^ω^)

なぜ思わないかというと、「新大阪に着く」と決めているからです。

新大阪に着くことは決まっているので、逆に新大阪に着くことはあまり意識せず、リラックスした状態で、車内でやれる事に集中できるんです。

スケール感はまるで違いますが(笑)、羽生選手の場合も決めているから変に緊張することなく自分の競技に集中できる、という意味では同じなんです。(・∀・)

決めているので、その決めたことは特に意識することなく、ただ本来の自分の力を出し切ることに集中できるんです。

そして実際に本来の羽生選手を出し切ることで金メダルを獲得しましたよね。

逆に、「取る」と決めるのではなく、「取りたい」という願望だったらどうなったか?

それだと「取れない恐れ」に意識が行き、あのような結果にはならなかったと思います。

なぜなら、「取りたい」という願望程度だと、そのあとに必ず別の言葉が隠れているからです。

その言葉は、「でも。。。」です。(・ω・)b

「でも」、という言葉の後には必ず「それが出来ない」、または、「実際には難しい」という言葉が隠れています。

「できれば取りたいです」【でも、怪我をしてるから難しいよね】とか、【でも、練習時間も無かったし無理だろう】とか、ですね。(*`▽´*)ウヒョヒョ

で、当然ながら、「でも」の後に続いている言葉が本当の本音。

つまり「本当はそうなるだろう」と意識していることです。

そして、本当はそのように意識しているので、現実もそうなる、ということです。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

話が長くなりましたが、羽生選手はこれと逆をやったわけです。

単なる願望ではなく、「メダルを取る」と決めていたので、逆に肚も座って覚悟も決まり、あとは本来の実力をリンクで発揮する、という事に集中できたということです。(・∀・)/

まー、これが出来るから王者であり続けるとも言えますがね。ヘ(゚∀゚*)ノ

いずれにしても今回のオリンピックを観てて改めていろんなヒントを頂けた感がします。

そして、最後に。(*^.^*)

オリンピックのアスリートたちがなぜあれ程喜べて楽しめたかというと、それ相当の困難や制約を乗り越えたからですよね。

強力なライバルの存在だったり、高難度の技のマスターだったり、怪我やスランプからの脱出だったり、私たち一般ピーポーからは想像つかない試練を乗り越えてきたわけです。(・∀・)

だから、あれ程楽しめるし、喜べるんですよね。

そういう意味では、彼らは苦難や試練から逃れることなく、それをきちんと受け入れて克服し、それら一連の流れを通じて楽しんで、喜んだわけです。

だから、苦難や試練から逃げているだけだと、結局最終的には喜べないし楽しめない。

だってそれじゃあゲームにならないですからね。Ψ(`∀´)Ψヶヶヶ

そして、このゲーム性が実は大切だったりするんです。

基本的には自分の軸に従うと人生は良い方向に好転します。('-'*)

私もいろんな人を見てきたので、これは間違いの無い事実です。(*^ー^)ノ

ただし、です。

これは講座やセッションでも言っていることですが、「良い方向に好転」=「楽チンで楽しいことばかり〜」ではないんです。( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

だって、楽チンで楽しいことばかりー、だったらそもそも楽しめないし喜べないでしょ?

先ほど申し上げた通り、そこに全くのゲーム性がないからです。(*^o^*)

これもよく言っていることですが、ディズニーランドに行って一日中「イッツア・スモールワールド」に乗ってられますか(爆)?

まー、物理的に乗っていることは出来ますが、ずーっととなるとそれはもう拷問の領域です。。゚(゚^∀^゚)゚。 アヒャヒャヒャ

楽チンなことは確かですが、楽しめないし、喜べないわけですから。

そういう意味では、人生もゲームと同じ。(^ε^)♪

だって、あなたも人生をもっと楽しみたいし、人生でもっと喜びたいでしょ?

そして、そのような人生を生きることが自分の軸に従うことであり、そこには楽しんで喜ぶための困難や制約は付いてくるんです。

あなたは、本当のあなたが楽しめること喜べることに取り組めてますか?

取り組めているなら良いですが、取り組むことで訪れる困難や制約から逃げたりしてませんか?

もし逃げている、もしくはフタをしているのなら、それらをきちんと受け入れた方が良いですよ。

その困難や制約を受け入れて克服することでステージが上がるんですから。

そして、それらのプロセスに本当の楽しさや喜びがあるんです。

だって人生もゲームと同じですから。(・∀・)/

 

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