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脳幹を活性化させる習慣
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- 2016年2月22日
脳幹活性化の習慣
いわゆる「うつ症状」には、ある脳内物質の不足が関係しています。
その物質とは「セロトニン」です。
セロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれている物質で、脳幹にあるセロトニン神経という場所から分泌されています。
この図で言うと、ちょうど緑の部分がセロトニンを分泌するセロトニン神経になります。
紫の線がセロトニンが流れる箇所になりますが、ご覧の通り、脳全体に分泌されます。
脳全体に分泌されるので体全体に対する影響も大きく、この様に体全体に作用するのはセロトニン神経だけとされています。
で、セロトニンがなぜ「幸せホルモン」と言われるかというと、人の心の状態を左右する以下5つの働きがあるからです。
1.大脳皮質に作用して、脳を最適な覚醒状態にする
2.心の領域に影響を与えて、心のバランスを整える
3.自律神経のバランスを整える
4.姿勢筋の働きを良くする
5.痛みの調節をする
簡単に言えば、「覚醒と安定を司る脳内物質」ということですね。(*^o^*)
で、このセロトニンが分泌されている状態は、まさに脳幹が活性化している状態なんです。
脳がスッキリと覚醒しており、心もニュートラルで、体も軸がビシッと通っている状態になりますから。(*^▽^*)
でも、現代人は、軽度も入れれば「うつ状態」の人が多いですから、このセロトニンの分泌が圧倒的に不足しているという状態です。
症状としては、低体温、低血圧でシャキッとしない感じだったり、キレやすく、常に落ち込み気味。
当然自律神経のバランスが悪くなるので、目覚めや寝つきも悪く、不眠症気味にもなります。
また、姿勢筋の働きも弱まりますので猫背なったり、表情筋も衰えてトロンとした顔つきになります。
さらに、痛みの調整も難しくなるので、「あっちが痛い、こっちも痛い」という箇所が増えたりします。
あなたは、これらの症状に当てはまってませんか?
当てはまっていたら間違いなくセロトニンの分泌が不足してます。
あなたの本当に望ましい状態を引き寄せる上で、脳幹の活性化は最重要項目ですから、セロトニン不足は由々しき事態ですよ!!( ̄Д ̄;
で、実は、そのセロトニンの分泌を簡単に増やす方法があります。
誰にでも出来る、非常に簡単なことです。
その方法とは、「太陽光を浴びる」、「軽い運動をする」の二つだけです。
つまり、太陽光の下、散歩をすればいいんです。(*^▽^*)
セロトニンの分泌に最も重要なのが、太陽光を浴びることと、軽い運動ということは医学的にも証明されています。
でも一方で、現代人は一日中、部屋の中で体を動かさず、パソコン作業などをすることが多いですよね。
だから、知らない間にセロトニンの出ない時間が長くなっているんです。
それはイコール脳幹が活性化していない状態でもあるので、良いアイディアやインスピレーションも浮かばず、ただ氣が落ちるばかりです。(>_<)
「一番アイディアが出ない場所が会議室」ということも頷ける話。(^▽^;)
京都に「哲学の道」ってありますよね。
銀閣寺から南禅寺まで続いている散歩道ですが、有名な哲学者が思索する時にこの道を散歩したことから名付けられました。
自然豊かで、太陽の光もよく当たる散歩道を歩いていれば、そりゃセロトニンはたくさん出ますよね。
セロトニンが出てれば脳幹は活性化してますので、アイディアも湧きやすく、インスピレーションも得やすくなります。
脳科学的に見ても、哲学の道は理にかなっているということになるんです。
やることは非常に簡単です。
5分でも10分でもいいので、1日に一度は、太陽光の下、散歩すればいいんです。
それだけで脳幹が活性化して、幸福感が高まり、かつアイディアも出やすくなる。
ぜひ習慣に取り入れてください。(^O^)/
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