引き寄せの法則を量子論と脳科学をベースにしたメソッドで提供

空(くう)と量子力学

  • 宇宙観点から見る引き寄せ 引き寄せと量子論
  • 2017年3月12日  

リースト・アッパー・バウンド(LUB)という概念をご存知ですか?

簡単に言えば、一見関係無いように見える対象同士の共通点を見つけ一つにくくる、という考え方です。

例えばですよ。

あなたが東京に住んでいるとしたら、私とあなたは「東京都民」という概念でくくれます。

あなたが神奈川県民だったとしても、私とあなたは「関東地方の住民」という概念でくくれます。

あなたが宮城県民だったとしても、私とあなたは「日本の本州の住民」とかなんでも良いのですが(笑)、何らかの概念でくくれます。(*^.^*)

このように、対象物の抽象度を上げて一つに括ることをリースト・アッパー・バウンド(LUB)と言います。

ですので、何も人間同士のくくりでなくても良いんです。

例えば、犬と人間だって「哺乳類」という概念でくくれます。

そこに虫を入れたとしても、「生物」という概念でくくれます。

対象がたとえ石と生物だとしても、「地球に存在するもの」という概念でくくれます。(^_^)

このように、この宇宙に存在する全ては、何らかの抽象概念で必ずくくることができるんです。

そして、そのあらゆるものを抽象概念でくくり続けると、最終的にはどんなくくりになるのか?

あなたもちょっと考えてみてください。(^ε^)♪

 

 

答えは出ましたか?

 

 

別に正解というわけではないのですが、突き詰めて考えていくと、最終的には「有」というくくりと、「無」というくくりに行き着くはずです。

宇宙はビッグバンから始まったとされていますが、ビッグバンの前は「完全な無」とされる以外、現代の科学でも解明されていません。

私たちの住んでいる宇宙そのものが「有」なので、その反対のくくりは自動的に「無」すなわち、そもそも何も無い、というくくりになります。

お分かりいただけますかね?

ただ、ここにも実は究極の矛盾があります。

なぜなら「無い」というくくり、あるいは「無い」という状態が、「有る」となるからです。(☆。☆)

無いが有る、なんて究極の矛盾ですよね。Ψ(`∀´)Ψ

まー、そこから先の概念は人間の頭脳では無理でしょう、となりますが、実はそうでもない。

実は、この「有」と「無」をくくってしまう、さらに上の概念があります。

その概念とは「空(くう)」です。

この「空」という文字には「有」と「無」の両方の概念が含まれているからです。

これは仏陀(仏様)が説いた般若心経に出てくる「色即是空、空即是色(しきそくぜくう、くうそくぜしき)」の「空」にあたります。

「色即是空、空即是色」を簡単に言えば、「万物を突き詰めると実在はない、実在がないもので万物ができている」となります。(@_@)

何だかわけわかりませんけどね。(@Д@;

ここで言うところの「空」は「無」ではありません。

数字にすると、有は「1以上」、空は「0」、無は「 」となります。

無は文字通り「 」なので「無」なのですが、空は「0」ですので、0という数字は存在しており「有」です。

また、「0」があることによって、10、100、などの数字を「有」に出来ます。

でも一方で、「0」は何も無い状態を表す数字でもあるので「無」でもあると言えます。

つまり、「空」と同様、0は「有」と「無」をくくる概念となるんです。

で、この、「有」でもあるが「無」でもある、という概念。

まさに量子(素粒子)の特性そのものと思いませんか?。

量子は「粒(物質)」でもあり、「波(エネルギー)」でもある、という二重性の存在です。

もちろん、波(エネルギー)も存在しているので「有」なんですが、物資としての存在を「有」とするなら、波は物資ではないので「無」になります。

そして、量子はその両方の性質を併せ持っているので「空」となるんです。ヽ(*'0'*)ツ

また、これも紛れもない事実として、粒と波という二重性を持つ量子でこの世に存在する万物はできています。

すなわち、私たちも。(^_^)

ということは、私たちという存在も本質は「空」である、となりますよね。

何もスピ的な話ではなく、論理的な帰結として「空」となるはずなんです。

そして、先ほど申し上げた通り、私たち含めたこの宇宙に存在する全てをくくる概念も「空」です。

そう考えると、これも自動的に「個が全体であり、全体が個でもある」、となっちゃいます。

「なんかわけわからない」(O_O)と感じるかもしれませんが、この、「個が全体であり、全体が個でもある」という意識を持つことが実は大事だったりします。

あなたという個を大切にするということは、全体を大切にすることになります。

そして、全体を大切にするということも、あなたという個を大切にすることになるんです。

どちらか一方ではなくて、両方大事なんです。

ただ、その一方で、セッションや講座をさせて頂きながら感じるのは、「まずは自分という個を大切にしてほしい」ということです。(*^.^*)

自分を大切にするということは、自分のことを認めて、褒めて、本当の自分が「やりたい」と感じることに素直に取り組むということです。

それが自然の流れとして、個の状態を良くし、全体も良くなることに繋がるからです。

よく、自己犠牲の精神で「私はどうでもいいから世のため人のため」という想いでやっている人がいますが、その想いが報われない人が実は多い。

なぜなら、自分を大切にしていないから、全体を大切にすることに繋がらないんです。

もちろん「世のため人のため」という想いで上手くいっている人もいますが、そういう人は大抵「そもそもそれをやるのが好き」とか、「それをやることに喜びを感じる」という人です。

つまり、そういう人は、本質的に自分という個を大切にしているんです。

あなたは、自分自身を卑下したり、自分の本当の想いを封印しながら、自分の苦手やダメ、不足を埋めることに終始してませんか?

それではあなたという個も幸せにならないし、全体を幸せにする方向にも向かいませんよ。(^_^)

まずは、あなた自身の自尊心を高め、あなたが本当の充実や喜びを感じることに取り組んでください。

それが結局全ての幸せに通じているんです。

 

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