備わっているものを活かし、伸ばす

エディー・ジョーンズ氏と言えばラグビー日本代表の前監督です。

2015年ラグビーW杯で日本代表は世界最強国の一つである南アフリカを倒して世界を驚かせましたが、その立役者ですね。(^_^)

ラグビーに詳しい人ならわかりますが、当時”南アフリカに勝つ”ということは「あり得ない」というレベルで、詳しい人の９９．９％はある程度の善戦は出来たとしても勝てないと思ってたはずです。

私も学生時代ラグビーをやってましたので、「どの程度善戦できるかな？」という感じでテレビを観てたのを覚えています。

なので、南アと接戦をしていることに正直驚きましたし、勝利が決まった時には思わず夜中に叫んでしまいました。ヽ(*'0'*)ﾂ

それほどの驚きをもたらしたエディー・ジョーンズ氏ですが、最近読んだ雑誌のインタビューでこんなことを語っていました。

”私の就任当初、多くのラグビー関係者は「日本は世界では勝てない」と言っていました。「なぜなら身体が小さすぎる」とね。

そんなことはわかっている。問題は「与えられたものをどう使うか」なのです。

身体の小ささは、スピードにつながります。持久力にもつながります。足りないものに注目しても、出てくるのは言い訳だけです。

我々に与えられた武器はなんなのかを考えなければなりません。”

そして実際にエディー・ジョーンズ氏は日本の強み、武器を徹底的に考え、そこを鍛え強化することで、誰もが「不可能」と考えたいた南ア戦に勝利したわけです。(･∀･)/

ダメな部分を出来るようにしよう、不足している部分を埋めよう、という発想ではなく、「武器や強みを見極めて、そこを伸ばし強化しよう」という発想で奇跡を起こしたわけですね。

ちなみにエディー・ジョーンズ氏は現在イングランド代表の監督ですが、彼が就任してからイングランドは１８連勝し、現在世界ランキングがニュージーランドに次ぐ２位となっています。(^ε^)♪

で、イングランドでやっていることも基本的には日本と同じで、「武器や強みを見極めて、そこを伸ばし強化する」、ということです。

そして実は、この「強みを見極めてそこを伸ばし強化する」という方法が、その人の潜在能力を開花させ、さらに良い状態を引き寄せる有効なやり方の一つなんです。

当たり前ですが、皆一人一人違います。

容姿も違えば、得意不得意、好き嫌いも人それぞれです。(*^.^*)

違って当然なのに、その違いを嫌がり、その違いを無くすことで他人と同じになろうとする人が実は多い。f^_^;

本当はひまわりなのに、「バラの方がイメージがいい、バラの方が幸せそうだ」、と勝手に思い込み、バラになろうとするような状態です。

で、いとも簡単にバラになれるのはバラだけです。

なぜなら最初からバラですから。Ψ(｀∀´)Ψヶヶヶ

ただバラらしくありさえすれば、勝手に大輪の花を咲かせます。

そして人間も基本的にはこれと同じだと思っています。(^ε^)♪

その人が本当の自分の自覚して、その自覚通りに生きることで勝手に上手くいく。

本当の自分で生きるとは、常識や社会通念に基づいた「これが正しい、この方が有利、こっちの方が損しない」という判断を手放すことです。

本当の自分がどう感じるか、で判断することです。

「本当は嫌なんだけど、本当は苦手なんだけど、成功するためには、幸せになるためにはこの苦手と不足を克服しなければ！！」(((( ;°Д°))))　

なんて生き方を止めるということなんです。

嫌いや苦手を克服することで大成した人なんていますか？

「俺、本当はサッカーが嫌いで超苦手だったんだけど、それを克服してプロのサッカー選手になったんです。お金のために頑張りました∧( 'Θ' )∧」　なんて人いますか？

１００％いないですよね。(^▽^;)

そもそもそれが好きで、得意で、さらにそれを伸ばそうと努力することでプロのサッカー選手になったはずです。

そしてそれはあなたについても同じこと。

あなたは何が好きで、何をしている時に楽しさや喜び、充実を感じますか？

そこに本当のあなたを生きるヒントがあるんです。

そして、そのような喜びや楽しさに通じることをやっていると、それが勝手に得意なことになっていきます。

それが「好きこそ物の上手なれ」です。(*^.^*)

好きで得意なことをやっているという満たされた意識が、さらに満たされる現象を引き寄せます。

だから、本当の自分が求めていることに従うと、人、物、金は自然と満たされるようになるんです。

あなたはまだ他の誰かになろうとしていませんか？

他の誰かになるために、苦手なこと、好きでもないことに無理して取り組んでいたりしませんか？

それよりは、あなたが好きなことであったり、得意なことであったり、喜びを感じることを強化し伸ばした方が良いですよ。

結局、そういう人の方が良い状況を引き寄せていますから。