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他人の幸せは喜んだ方がいい科学的理由
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- 2018年11月1日
タイガー・ウッズと言えば押しも押されもせぬ世界トップレベルのプロゴルファーですよね。(*^o^*)
彼の逸話としてこんな話があります。
これで優勝が決まるという大事なラウンドでタイガーが1打差のリード。
相手がこのショットを外せば自分の優勝が決まるという、相手にとっても自分にとっても大事な最後のショット。
その際にひたすらタイガーがやっていたことは。。。
相手のショットを「入れ、入れ」とひたすら願っていたそう。ヽ(*'0'*)ツ
ただ、残念ながらタイガーの願いは届かず?(⌒-⌒; )、相手は最後のショットを外してしまいます。
で、その時にタイガーは本当に悔しそうな表情をしたそうです。
タイガーは相手がショット外したことで優勝が決まったにも関わらず、「えー、マジでー!?(ノ_<)」なんて感じで本当に残念がったそうなんです。
なぜ残念がったのか。(・ω・)b
自分は世界一のゴルファーであり、その世界一の自分と最後まで争っている選手なんだから、こんなところで外してもらったら困る、みたいな感じだったらしいです。
なので、相手が外した際には本氣で悔しがったそう。(@Д@;
さすが、超一流は違う。( ̄∩ ̄#
冬季オリンピック、スノーボードハーフパイプでの平野歩夢選手とショーン・ホワイト選手の関係もこんな感じでしたよね。
お互いがお互いを「自分の可能性を極限まで引き出してくれる存在」として尊重し、敬っている。
そして実際にお互いの期待に応え、それぞれが最高の滑りをしたわけです。(*^.^*)
ライバルや競争相手を単なる『敵』と捉えるのではなく、自分の可能性や能力を最大限に引き出してくれる『仲間』とみなしている。
仲間なので、徹底的にやっつけて排除すべき存在ではない、ということです。(^人^)
そしてその方が結果的に自分にとっても良かったりする。
自分という存在を認識するためには他人という存在が必要ですよね。
そして当然のことながら、そのように認識しているのは自分の脳です。
自分の脳が自分と他人を区別して認識しているわけです。(^人^)
でもなんです。
実は、脳の機能で考えた場合、自分と他人を区別しているのは、脳の表面的な部位である大脳新皮質の左脳だけなんです。エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
ですので、左脳が脳梗塞などになって機能しなくなると他人と自分の区別がつかなくなる。
極端な話、自分と物との区別もつかなくなってしまうそうなんです。*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ
私は幸い実際に経験したことは無いのですが、医療関係者の中では割と知られた話です。
左脳は計算や言語を司る「理性の脳」ですから、ある意味、左脳が理性で分離して区別している、ということです。
さらに言えば、脳は、過去、現在、未来、また、想像と現実の区別も出来ません。
例えば、過去に起こった楽しかった出来事を思い浮かべると、なんか体がほっこりしたり、表情が緩んだりしますよね。(*^.^*)
これも脳が「今それが起きている」と認識するがために、そのような体の状態に「今ここ」でなるわけです。
でも、当然ながら理性では理解していますよね。(^_^)
あなたが何かを想像している時に、「あれ、これは現実だっけか?( ゚Д゚)」とは、よほどの限りならないはずです。
「これは現実ではなく、想像だ」と理解しながら、想像しているわけですから。(*^.^*)
でも、冒頭の通り、体は反応してしまうんです。
なぜか?
実は、過去と現在、想像と現実、他人と自分の区別が出来ないのは、脳の本能的な部分なんです。
厳密に言えば「大脳辺縁系」と「脳幹」がそれに当たるのですが、構造を詳しく説明すると難しくなるので止めときましょう。(*^.^*)
この部位が、現実なのか想像なのか、過去なのか今なのか、自分なのか他人なのかの区別をせずに、真っ先に本能的反応をするんです。
これは、理性では「違う」と認識していても、本能では「そうだ」と認識している、ということです。
で、勝つのは当然ながら本能です。(*^▽^*)
試しにレモンをギューっと口元で絞る想像をしてみてください。
唾が出てきちゃうはずです。(#^ω^)
理性的には「想像だ」と理解していても、本能的には「現実だ」と捉えてしまうからです。
そうなるとですよ。
脳の本能的な部位は、現実なのか想像なのか、過去なのか今なのか、自分なのか他人なのかの区別をせず、全てを「それは今起きている真実である」と認識する、となりますよね。
このメカニズムを考えた場合、例えばこんな場合はどうなるでしょう?
「あのバカ、めちゃムカつくわー、いつか絶対にやっつけてやる」(=`(∞)´=)、なんて四六時中考えていたら本能的にはどう認識するか。
「私はバカでムカつく存在。そして、私はやっつけられる」なんて認識していることになっちゃいます(爆)。キャ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!
何しろ、脳の本能的な部位は自分と他人の区別がつかない訳ですから、「自分自身がそうだ」と認識するはずです。
そして、認識しているということは、それを意識しているということです。
なので、量子の状態もそうなる確率が高まる方向で確定し続ける、ということになっちゃうのです。キィィ───ヾ(*`ェ´*)ノ───ッ
これが諺で言うところの、”人を呪わば穴二つ”であり、自業自得とも言えます。
結局、自分の意識や行動の振る舞いが、自分自身に返ってくる、と言うことですから。ヽ(*'0'*)ツ
と言うことは、逆のバージョンも機能することになります。
他人の幸せを喜んだり、他人の素晴らしいところを素直に認め、尊重すれば、自動的に「自分がそうだ」と本能的には認識するはずです。
そうすれば、自分の状態も素晴らしく、認められ、尊重されるよう、量子の状態が確定していく。
すなわち、自分にとっても望ましい現実が実現していく、となりますよね。\(^_^)/
知らないうちに他人のアラを探して、文句を言ったり、バカにしたり、批判したりしてませんか?
くれぐれも他人への妬みや恨み辛みで、自分の墓穴を掘らないようにして下さいね。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
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