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他人の振り見て我が振りを知る原理
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- 2018年4月25日
隣にいた見知らぬ人があくびをしたら、なぜか自分もあくびをしてしまった。
こんな経験、きっとあなたにもあるはずです。(*^.^*)
また、大笑いしている人を見てたらなぜか笑ってしまったり、怒っている人を見てたらなぜか自分も不機嫌になってしまった、なんてこともあるはず。
自分には関係ないはずなのに、なぜか同じような表情、氣分、感情になってしまう。
このような、「あくびがうつる」という原理。
諸説あるのですが、一つ有力な説としてあるのが「無意思的模倣」とか「無意図的模倣」と呼ばれる現象で、別名で「カメレオン効果」とも呼ばれています。(#^ω^)
簡単に言えば、無意識のうちに他人の行動を真似てしまうという現象です。
実は、人は無意識のうちに他人の行動をコピーするという傾向があるんです。
脳内には「ミラーニューロン」と呼ばれる特殊な神経細胞があり、他人のアクションを見たときに、自動的に自分も同様のアクションを起こそうとします。
これはある意味で、子供の頃からの学習パターンの名残なんです。
子供の頃は、なんでも最初は真似て学びますよね。
何しろ、「まなび」の語源は「まねび」らしいですから。ヘ(゚∀゚*)ノ
ですので、その反応が自動的に、いまだに起こっているということです。
そして実は、この「無意識に真似る」という行為は、行動だけじゃないんです。
表情、姿勢、もっと言えば、雰囲氣まで自動的に真似してしまうんです。
この自動反応を逆手にとって「相手の状態を良くしてしまう」という技術を「量子論的引き寄せコンサル講座」でも教えたりしています。(・∀・)
まー、それは置いといて。
いずれにしても、「あなたの眼の前の人の機嫌が悪くて嫌だ」というのなら、もしかしたら、そもそもあなたの機嫌が悪いからかもしれないですよ。(^^ゞ
相手は、そういうあなたの姿勢、表情、雰囲氣などを微妙に感じ取り、それ通りにミラーニューロンが反応している、ということもあり得るからです。(;^ω^A
相手はあなたのことを無意識に真似ている可能性があるんです。(*゚ー゚*)
もちろん、この逆パターンもありますよ。
つまり、あなたのミラーニューロンも自動的に相手の状態をコピーしている可能性だってあるんです。
相手の姿勢、表情、雰囲氣(状態)に知らず知らずにあわせている、ということです。
で、不機嫌な人の状態に無意識にあわせていると、それこそ無意識にどんどん不機嫌になってしまいます。( ̄□ ̄;)!!
そして、あなたの不機嫌は他の人のミラーニューロンにも影響します。
自動的に周りの人も不機嫌になる、ということです。(ノ)゚Д゚(ヽ)
そして、周りの人の表情に合わせて、あなたもさらに不機嫌になる。。。
まさに不機嫌になる状態を引き寄せ続けて
いるという状態。。。そう、不機嫌の連鎖です。。。(TωT)
実は先日のセッションでこんな相談を受けました。
仕事の取引先の人ですが、とても苦手な人がいるそうなんです。
その人は人を見下すような態度を取り、こちらの言う事にもほとんど聞く耳持たない、と言う状態。(`ε´)
でも、お客さんはその苦手な人に自主的に動いてもらうよう働きかける立場らしく、「こうしなさい」と命令はできない。。。(TωT)
「なんなんだあいつー、頭にくるー!!」キ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!なんて感じらいしのです。
で、そもそもなぜこのような状況になってしまったのか?
まず最初に考えられるのは、苦手な人の表情、態度、雰囲氣にお客さんのミラーニューロンが反応してしまった可能性があります。
つまり、無意識のうちに苦手な人を真似しているかもしれません。f^_^;
で、そのお客さんの雰囲氣に合わせて、苦手な人のミラーニューロンもさらに反応します。
苦手な人がますますそのような表情、態度、雰囲氣になるということです。ヘ(゚∀゚*)ノ
つまり、お互いが無意識に相手の真似をして、どんどん険悪になる、という事です。エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
さらに。(^人^)
最初にお客さんは、「人を見下すような態度が許せない」と怒ってました。(`Δ´)
でもその一方で、実はこんな事実にも氣づいてしまう。。。
それは、自分もその苦手な人を見下している、という事実にです。Ψ(`∀´)Ψヶヶヶ
つまり、「こいつ社会人として最低だな(`ε´)」なんて感じで相手を見下しているんです。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
相手の態度を見て、「こいつ最低だな」と見下し、それに反応して苦手な相手もそのお客さんをさらに見下し、それを見てお客さんはさらにその苦手な人を見下し。。。なんてことが続く。(-""-;)
まさに、お互いが無意識に連携して負のサイクルを回し続けている状態。f^_^;
こんな状態、当然ですが誰も望みませんよね。(・ε・)
このような場合、まずこのような負のサイクルに陥ってる現象をストップさせねばなりません。
そのためにまずやった方が良いこと。
それは、「怒りを感じ、怒っている自分を許す」ということです。(・∀・)
「あんな態度されたら悲しくなるし怒るのも当然だよね」という具合に、怒りをしっかり感じ、そう感じている自分を許すのです。
許す言葉を呟きながら胸のあたりをトントンするのも効果的です。
そして、次に意識して欲しいのが、ミラーニューロンの自動反応をストップさせる、ということ。(*^.^*)
つまり、相手の態度、表情、雰囲氣に、無意識の自動反応的に合わせない、ということです。
これも無意識の意識化であり、意識できればコントロールすることが可能になります。
表情や態度、雰囲氣を、あなたが本来望んでいる状態にコントロールするわけです。
そして、最後にやって欲しいのが「相手を受け入れる」ということ。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
誤解して欲しくないのは、受け入れる、というのは相手に同意することではありません。
無理くり同意すると苦しくなるので、「まー、そういう人もいるよね」程度に、とりあえずその人を受け入れちゃうんです。
実際、この世界は様々な個性を持った人が存在することで成り立っています。
楽天的な人もいれば、悲観的な人もいる。
おおらかな人もいれば、細かく緻密な人もいる。
笑い上戸もいれば、泣き上戸もいる。
社交的な人もいれば、孤独を好む人もいる。
日本を出れば、それこそ日本人の感覚からすると、「マジか、信じられん」とか、「なんだコイツ、とんでもないな」みたいな人も大勢います。。゚(゚^∀^゚)゚。 アヒャヒャヒャ
まー、いずれにしても世界にはいろんな人がいるので、そのいろんな人を「あれはダメ、これはいい」とかジャッジしてると大変なんです。
大変ということは「住みにくい世界を選択してる」、となり、結局自分が不利益を被る事になるんです。(・ε・)
なので、まずは、「それもありか」という感じで受け入れちゃった方がいいんです。
そして、ここからが大事なんです、相手を受け入れるようになると、結果的に自分も相手に受け入れられるようになります。(・∀・)/
なぜなら、脳の本能的な部位は、自分と他人を区別してないからです。
他人と自分を区別しているのは脳の表面的な領域の左脳だけで、それ以外の脳の部位は自分と他人を区別できないんです。(^ε^)♪
そういう意味では、左脳で他人をジャッジして受け入れていない状態は、本能的な意識領域では自分自身も受け入れていない、という事になるのです。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!
で、本能と理性が戦った時に勝つのは本能です。(・∀・)/
ですので、あなたが他人を受け入れていない状態は、結果的に自分を受け入れていない状態でもあり、その意識状態で現実が確定し続けます。
つまり、他人からも受け入れられない現実が確定し続けるということなんです。(ノ)゚Д゚(ヽ)
つまり、結局、自分にとって不都合で辛い状況が続くのです。
なので、他人の振り見て我が振りを知ったら、まずはあなた自身の「振り」を直すことが重要です。
これもあなた自身が、あなたの現実を望ましい方向にコントロールする方法の一つなんです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
くれぐれも「相手を直そう」なんて一生懸命にならないで下さいね。
そうすると結局ドツボにはまっていきますよ。キャ━━(#゚ロ゚#)━━ッ!!
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