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相手が鏡となる脳の仕組み
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- 2016年9月20日
相手が鏡となる脳
あくびをした人を見てなぜか自分もあくびをしてしまった。
きっとあなたにも経験あると思います。(*^.^*)
これと同様、大笑いしている人を見るとなぜか笑ってしまったり、怒っている人を見るとなぜか不機嫌になってしまう。
自分は関係ないはずなのに、なぜか同じような氣分になってしまう。
そんな経験誰にでもあるはずです。(^-^)
この「あくびがうつる」という原理。
諸説あるのですが、一つ有力な説としてあるのが「無意思的模倣」とか「無意図的模倣」と呼ばれる現象です。
別名で「カメレオン効果」とも呼ばれています。
簡単に言えば、無意識のうちに他の人の行動を真似てしまうという現象です。
実は、人は無意識のうちに他人の行動をコピーするという傾向があるんです。
脳内には「ミラーニューロン」と呼ばれる特殊な神経細胞があり、他人のアクションを見たときに、自動的に自分も同様のアクションを起こそうとします。
これはある意味で、子供の頃からの学習パターンの名残です。
子供の頃は、なんでも最初は真似て学びますよね。
ですので、その反応が自動的に、いまだに起こっているということです。
そして実は、この「無意識に真似る」という行為は、行動だけじゃないんです。
表情、姿勢、もっと言えば、雰囲氣まで自動的に真似してしまうんです。
この自動反応を逆手にとって「相手の状態を良くしてしまう」という技術を「引き寄せコンサル講座」でも教えたりしています。(・∀・)
今回それは置いといて。
何れにしても、「あなたの眼の前の人の機嫌が悪くて嫌だ」というのなら、もしかしたら、そもそもあなたの機嫌が悪いからかもしれないですよ。(^^ゞ
相手は、そういうあなたの姿勢、表情、雰囲氣などを微妙に感じ取り、それ通りにミラーニューロンが反応している、ということもあり得るからです。(;^ω^A
そういう意味でも、相手はあなたの鏡なんですね。(*゚ー゚*)
もちろん、あなたのミラーニューロンも自動的に相手の状態をコピーしている可能性だってあります。
相手の雰囲氣(状態)に知らず知らずにあわせている、ということです。
で、不機嫌な人の状態に無意識にあわせていると、それこそ無意識にどんどん不機嫌になってしまいます。
そして、あなたの不機嫌は他の人のミラーニューロンにも影響します。
自動的に周りの人も不機嫌になる、ということです。
これに合わせて、あなたもさらに不機嫌になる。。。
まさに不機嫌になる状態を引き寄せ続けているという状態。。。
そう、不機嫌の連鎖です。。。(TωT)
やはり引き寄せは科学的でしょ?(・∀・)
で、このような「脳の仕組み」を知ったあなたは、このような「負の連鎖」を止めなければなりません。
止めるだけでなく、負の連鎖を正の連鎖に逆回転させるんです。
逆回転させる方法は幾つかありますが、一番簡単な方法は、あなたが本当に望んでいる状態の言葉をつぶやくということです。
そして、その言葉を、顔の表情や体の感覚なども使い、全体で味わい表現するんです。
それだけでも相手の雰囲氣に自動的に合わせる反応が止まります。
止まるだけでなく、逆に相手の状態を良くする可能性もあります。
そして、そうすることが「不機嫌の連鎖」を「上機嫌の連鎖」に逆回転させることになり、それが結果的にあなたが望んでいる状態を引き寄せることになるからです。
だから、あなたは良い連鎖を生む、負の連鎖を逆回転させる「拠点」になってください。
こういうことを地道にやるだけでも、あなたの状況は改善していきますよ。
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