引き寄せの法則を量子論と脳科学をベースにしたメソッドで提供

癖のままか、選択を変えるか

あなたの現実のほとんどは、無意識とそれに基づいた行動、あるいは反応により出来上がっています。

朝起きて顔を洗うのも、キッチンに行ってお湯を沸かすのも、それがパターンとなっていたらほぼ無意識にやっているはず。(*^.^*)

無意識にやるということは自動的な反応であり、簡単な言葉で言えば癖ですよね。

時々子供を見ていると、ボーッとしながら鼻をほじってハナクソ食べちゃったりしてますが(爆)、あれも癖のようなものです。

子供がハナクソを食べちゃうのは細菌を体内に取り込むためという説もあるんですがね。Ψ(`∀´)Ψヶヶヶ

ただ大人になると流石に人前でハナクソほじって食べちゃうなんてことはしないわけです。

このブログは今カフェで書いているのですが、見渡してみると指の先っちょだけライトに差し込んでいる大人はいますが(爆)、ディープに差し込んで思いっきりホジホジしている大人はいません。( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

なぜそういう事をやらなくなるかと言うと、人前でハナクソをほじる事が恥ずかしいという自覚が芽生え、「それをやらない」という選択をするようになるからですね。

つまり、無意識の行動を意識化して、望ましい行動に改めたわけです。

そう言う意味では、無意識の癖に氣づいたら氣づいた時点ですでに癖ではないと言えます。

氣づいたのであれば、それを今後も続けるのか続けないのかはあくまであなたの『選択』になるんです。

先日、継続でセッションをお受けいただいているお客さんがこんな事を仰ってました。

“今までは無意識に「無い」と「ダメ」ばかりを意識してました。今は「有る」と「良い」ばかりを意識するようになりました。そうすると本当に世界が変わるんですね〜”

そうなんです、本当に世界は変わるんです。(^_^)

なぜなら、あなたの現実はあなたの意識が選択した世界だからです。

私たちは長年「無い」と「ダメ」ばかりに意識を向けるように訓練を受けてきました。

学校の教育も基本的には「100点取ったらエライ」ですので、100点取るためには自動的に「ダメ」や「足りていない」部分を探し、そこを埋める作業になるわけです。

会社でも年がら年中「問題点はどこだ?、課題はなんだ?」なんて会議をやってたりするでしょ?(^▽^;)

もちろん、仕事や業種によってはそれが大切だったり必要だったするんですが、そのような「無い」を埋めたり「ダメ」を直すばかりの環境だと、それこそ自動的に「無い」や「ダメ」を常に意識することが癖になってしまいます。

それこそが本当の課題なんです。

なぜなら、他人ばかりか自分の「無い」や「ダメ」も常に意識して、それを埋めよう、直そうと必死になるからです。(((( ;°Д°))))

そして実際にそれで良くなるのは極々少数で、ほとんどの人は上手くいきません。(^_^;)

その例で思い出すのが昨年で芸能界を引退した安室奈美恵さんです。

NHKのインタビューで安室さんはこんな事を語っていました。

 

14歳でデビュー後しばらくしてから小室哲哉さんのプロデュースを受けるようになるが、その時はただ敷かれたレールから落ちないよう、失敗しないようひたすら頑張っていた。もちろんその当時は小室さんの全盛期であり、安室さんも数々のヒットを飛ばした。

20歳で結婚し妊娠したため1年ほど休業を取ったが、戻ってきたら状況が変わっていて、前のように売れなくなっていた。小室さんの楽曲提供も無くなり自分で作詞作曲を試みるも上手くいかず。

そんな中海外から帰ってきた日本人アーティストとのコラボがあり、そこでの曲作りなどがとても自由で楽しかった。それを通じて「もっと楽しく自由にやっていいんだ」という氣づきがあった。

改めて自分は歌とダンスが好きで、なおかつコンサートが楽しいことに氣づいた。ただMCは苦手なので、いっそMCは無くし、歌とダンスだけで2時間やりきるコンサートにしたらそれが上手く行った。

 

なんかこんな感じのお話をされていました。

ちょうど安室さんが育休から復帰したタイミングにaikoさんや宇多田ヒカルさんなどが登場してかなりのヒットを飛ばしており、彼女らは基本的に自分で作詞作曲し、なおかつ小室さんの曲のようにそれほどノリノリでもなかったわけです。

それを見て安室さんも自分で作曲を試みるも「自分は作曲に向いていないし、できない」と氣づいたわけです。(*゚ー゚*)

ここで仮に安室さん他の歌手との比較に囚われて、「いや、これからはそれじゃダメなんだ」なんて感じで必死に「作曲できるようになろう」と頑張っていたらどうなったか?

間違いなく上手く行ってなかったと思います。

安室さんが復帰後にも上手く行ったのは、自分の苦手や嫌いは手放して、好きと楽しいにフォーカスしたからです。(*^ー^)ノ

他人と比較して自分のダメなところ、足りていないところを埋めるのではなく、純粋に自分が好きなこと、喜べること、楽しめることを見極め、それを素直に実行したから上手くい行ったのです。

なにも安室さんだからじゃないんです。

私もそうですし、講座やセッションをお受けいただいている方もそうなんです。(*^.^*)

他人との比較や社会通念を元に、ダメなところや足りないところを常に意識してそこを埋めようとするのではなく、純粋に自分が喜べること、楽しめること、好きなことを見極め、それを実行していくと環境が改善するんです。

ダメなところ不足しているところを無くそうという思考は、例えて言えば磁石のNSどちらかを無くそうとするようなもの。

当たり前ですが、N極を無くした瞬間にまた片方がN極になります。(*≧m≦*)ププッ

つまり、いくら無くそうとしても無くならないんです。

人間もこれと同様に陰陽の存在です。

好き嫌い、得意不得意、良い悪い、素晴らしい醜い、明るい暗いなどを合わせ持った二面性の存在なんです。

上の図を見れば分かりますが、逆に自分の「陰」の部分を削れば削るほど、それに相対する「陽」の部分も小さくなってしまいます。

それはあなたの好きや得意がどんどん小さくなり目立たなくなるということです。

そうなるのはもったいないでしょ?

だから天才とか偉人とか言われる人は「紙一重」なんて言われるわけです。(*`▽´*)ウヒョヒョ

つまり、ダメや苦手な部分は放っておいて、好きや得意にひたすら意識を置いて行動し、どんどんそれが拡大し続けているわけです。

なので、あなたも人との比較や常識、社会通念などに囚われて他人や自分の粗探しをするよりも、あなた自身が何に喜びや、楽しさを感じ、どんなことが好きなのかを見極めた方がいいんです。

そして、そういうことに素直に取り組んでいけば道は自然と拓けていくんです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:

あなたには他人や自分のダメなところばかり見て、そこを直そう、埋めようとする思考や行動の癖はないですか?

そういうことやっちゃってるなー、と氣づいたら、もうその時点でそれは癖ではないですよ。

その思考と行動を続けるのか止めるかは、あくまであなたの「選択」なのです。(*^▽^*)

あなたは今ここからどんな選択をしますか?

 

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