本当の望みを引き寄せる思考法
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- 2018年5月11日
バルミューダという会社をご存知ですか?
写真の高級トースターが有名で、様々な面白い家電を作っている会社です。
実は我が家も何年か前に15年ほど使ってたトースターが壊れた際にバルミューダのトースターに買い替えました。(*^.^*)
2万円を超える値段ですが、「まー長く使うし面白そうだからいいか」と思い購入したんです。
で、実際にこのトースターで焼くとパンがすごく美味しくなります。(^ε^)♪
実は先日、このバルミューダの社長さんの取材記事を雑誌で読んだのですが、経歴も発想も結構面白いんです。
寺尾さんという方なんですが、17歳で高校を中退し、地中海沿いの国を放浪する旅に出ます。
帰国後に音楽活動を始め、なんと大手レーベルとも契約し、しばらくはバンド活動に専念するも、結局目が出ず2001年に解散。
その後急にモノ作りに目覚め、工場に飛び込んで直接教えを請うなどしながら、設計、製造を独学で学んだそう。
そして、2003年に今の会社の前身となるバルミューダデザインを起業し、今に至る、というわけです。(・∀・)
なんか、「ドラマでもこんな展開ないだろうf^_^;」、なんて感じてしまう経歴です。
で、この寺尾さんの経歴を見ると、常識や固定観念に全く縛られていないことが良くわかりますよね。
直感的に、「こうだ」と感じたことに素直に従って行く。(・∀・)/
高校をやめる決断について、雑誌のインタビューで寺尾さんはこう答えられていました。
”当時なぜ高校を辞める決断をしたのかというと、高校2年の時に配られた「進路アンケート用紙」に嫌悪感を抱いたからです。その用紙には、「将来、どんな職業に就きたいか」「そのためにどの大学の何学部に進みたいか」「そのうえで3年次は文系、理系、文理系のどのクラスに進みたいか」という質問が並んでいました。その用紙を見た時に私は、直感的に「書いてはいけない」と思いました。特に「将来の職業」を記載する欄にその思いが強かった”
直感的に「書いてはいけない」。。。特に「将来の職業」を記載する欄。。。。(・_・;)
なんか勝手にレールが引かれていく感じに違和感と嫌悪感を感じたんでしょうかね。(*^▽^*)
そして実際にその違和感に従って高校を辞めてしまうんだからやっぱりすごい人であり、天才肌なんだと思います。
常識や社会通念に従えば、「できれば高校ぐらいは出たほうがいい」とか、「大学もできるだけ偏差値が高いところがいい」なんて感じで、より安全と思えるレールを選択します。(・ω・)b
つまり、なんらかの違和感を感じていても、「そういうもんでしょ」とか、「そうするほうが安全でしょ」と考えて、違和感を押し殺すわけです。
そうして無事レールに乗るのですが、そのレールが本当の自分の望みとズレていると、いつかどこかのタイミングで、「あれ、本当にこのままでいいかな?」なんて不安がこみ上げてくる。(・_・;)
私も途中までレールに乗ってた口なんで、その感覚が良くわかります。Ψ(`∀´)Ψヶヶヶ
そして、私も寺尾さんと同様、違和感に従って結局レールを外れました。
もちろんレールを外れることは怖かったですし、苦労も結構しましたが、全然後悔はしてませんし、むしろとても良かったです。
結局、レールに乗っている時には想像も出来なかったような現実を手に入れることが出来たわけですから。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
本当の自分が望んでいる現実を、です。
で、そのような現実を引き寄せる方法の一つが思考法だと思います。
もちろんいろんな経験を経てそれに氣づいたのですが、私は、本当に望んだ状態を引き寄せる思考法と、そうでない思考法があると思っています。
そして寺尾さんはまさに本当に望んだ状態を引き寄せる思考法なんです。ヘ(゚∀゚*)ノ
思考法と言っても何も難しいことではなく、単に思考の優先順位です。
その人が持つ本来の能力や天才性を発揮しながら、真に望んでいる現実を引き寄せる思考法。。。(^人^)
その方法を単純に言えば、「自分がどう感じているのかを考える」ということです。
つまり、感じて、思考するんです。ヘ(゚∀゚*)ノ
天才やイノベーター、クリエーターとか言われる人たちは、大抵このような順序で思考しています。(^ε^)♪
感覚的なことや、自分が感じていることを優先し、その上で思考しているんです。
おわかりいただけますかね?
でも、かつての私含めて、多くの人はこれと逆をやってるんです。
感じていることを無視して、思考を優先させるんです。(・ε・)
違和感を感じていても、
「こっちの方が安全だ」
「こっちの方が得になる」
「こっちの方が見栄えがいい」
なんて考えて、感じていることを無視しちゃう。(ノ)゚Д゚(ヽ)
無視しちゃうので、その後なんらかの行動をやり続けていたとしても、どこかにいつも違和感がつきまとう。(・ω・)
でも、「これが正しいんだ」とか、「こうするしかないんだ」なんて考えてひたすら頑張りつづける。。。。(;°皿°)
でもあまりうまくいかない状況が続くんです。。。
大事な点として強調しておきたいことがあります。
それは、『思考は大抵本来の自分ではない』、ということ。(#^ω^)
「え、なに言ってんだ?」(`ε´)
考えてみてほしいのですが、あなたが何かを思考するときは、何かを参考にしたり、何かの基準、やり方を元に思考していますよね。
で、それらの基準や参考は、生まれた時からあなたに備わっていたものでしょうか?
違いますよね。∧( 'Θ' )∧
あなたが赤ちゃんとして生まれたときは、全くまっさらな状態で生まれてきたわけで、のちに親の躾や学校の教育などから徐々に身につけて行ったんです。
つまり、あなたが何かを思考する基準や参考にするものは、全て後付けのものであり、あなたに元々備わっていたものではないんです。ヘ(゚∀゚*)ノ
だからあなたも、親が違えば、地域が違えば、国が違えば、文化が違えば、全く違う基準で違うことを思考するようになってったはず。(*^▽^*)
だって、あなたの親がアマゾンの原住民だったら、あなたは今のあなたのように思考してますか?
そんなわけないですよね。
ということは、何かの基準や参考、やり方などを元にした思考そのものはあなたではないんです。(*^.^*)
でも多くの人はその思考を自分だと錯覚しているので、本能では矛盾を感じて上手く行かないんです。
ヨシヨシ( ,,´・ω・)ノ"(´っω・`。)
で、上手く行っている人の多くが経験的に「その通り」と同意するのが、『本来の自分に備わっているものを信頼すると上手く行く』、ということです。
備わっているものとは、先ほどから言ってるのでもうおわかりだと思いますが、感覚です。。:.゚ヽ(´∀`。)ノ゚.:。+゚
そして、その感覚には必ず感情的変化を伴います。
嫌な感覚には「嫌」という感情が。
楽しい感覚には「楽しい」という感情が。
この感情がとても重要なのです。
なぜなら、あなたが最終的に得たいのは感情的に満足することですから。(^_^)v
そういう意味では、常にあなたに対して、感覚という手段で「こっちに行った方が良いよヘ(゚∀゚*)ノ」という指令がきている、と言うことです。
あとは、その指令に従えるかどうか。(∩・∀・)∩
なぜなら、その感覚的にくる指令は曖昧でわかりにくく、思考による選択とは違っていたりするからです。
つまり、その選択は常識的でなかったり、社会通念的にはズレていたりするからです。
だから、その選択をすることには恐怖や不安がつきまとうんです。▽・x・▽
感覚的にくる指令を確認する方法はいくつかあるのですが、寺尾さんが勧めているのは、『人生の方針を持つ』と言うことでした。
方針を持つと、その方針に基づいて選択、決断できるからです。
ちなみに寺尾さんの方針は『燃え尽きること』だそう。
で、燃え尽きるためには自分が「楽しい」と感じることをやることが重要とおっしゃています。
なぜなら、自分が楽しい、好きだと感じられることじゃなければ一生懸命になれないし、それではすなわち燃え尽きれないからだそうです。
これについても私は100%同意します。(・∀・)/
私のセッションや講座をお受けいただいた方には、『自分の軸を言語で持つ』と言うことを推奨しているのですが、これが寺尾さんが言う「人生の方針」になります。
軸を言語化すると、それに基づいて様々な選択、決断をすることが容易になるんです。(*^.^*)
結局人生は選択と決断の連続で出来ているわけですから、本当の自分が望んでいる方向で選択と決断をし続ければ、当然「楽しさ」、「嬉しさ」、「喜び」などの意識が持続し、そのような現実が確定し続けるわけです。
そして、人間は、そのような状態が持続することに幸せを感じるんです。:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
色々書きましたが、ちなみにあなたはどんな順番で思考していますかね?
「なんか違う(・ε・)」なんて感じていながらも、「こうすべき、しなければ(;°皿°)」なんて思考して色々取り組んでませんか?
それで上手く行っているのなら良いですが、「いや〜、それが。。。(-з-)」なんて状態だったら、それこそ思考の順番を改めた方が良いですよ。
自分がどう感じているのかを思考して、より楽しめる、喜べることに選択と決断を変更していくんです。
もちろん自分の軸を言語化できるのなら更に良いですが、まずは違和感や嫌悪感を感じることを手放していくだけでも良いと思います。
結局は本当のあなたが望んでいる方向に舵を切れば、全ては良い方向に整ってきますから。(・∀・)
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