引き寄せの法則を量子論と脳科学をベースにしたメソッドで提供

体全体でそうなる

あなたは演技指導を受けたことありますか?

私は無いのですが、「役になる」ということは、その人物になりきるということですよね。

その「なりきり力」=「演技力」とも言える。

俳優の渡辺謙さんは、かつてこんなことをおっしゃってました。


“細胞の一つ一つまで、その役に成り切る。役づくりは「役柄の細胞」に備わる価値観やものの見方などを、自分のそれと置き換えていく作業”

 

まさに全身全霊で、その役になりきるということですね。(*^▽^*)

それが迫真の演技となり、観る者の心を打つ。

細胞の一つ一つということは、言ってみれば「身体全体の状態、感覚を、その役の状態、感覚にする」ということです。

例えば、ヤクザの親分役をやる時の身体の状態、感覚と、氣弱なサラリーマン役をやる時の身体の状態、感覚はかなり違うはずです。

肩の力の入り具合、

姿勢、

目つき、

重心の位置、

顔の表情、

足の運び方

などなど、全てが変わってきますよね。

頭だけで、「俺はヤクザの親分だ」、「俺は氣弱なサラリーマンだ」なんて呟いていないはず。f^_^;

って言うか、そんなことをしてたら全くなりきれてないので、迫真の演技にはならないですよね。

身体感覚を含めて、まさに全身全霊でその役になりきるから、その人の身体を取り巻く全体の雰囲氣も変わり、迫真の演技となるはずです。

そして実は、この、「迫真の演技」に引き寄せを上手く働かせるヒントがあります。

実は「フリをする」というのが意識状態を変える有効な手段の一つなんです。

本当は今そうじゃなかったとしても、すでにそうなっているというフリをしていると、だんだんその意識状態が普通になってくる、ということ。

なぜなら、徹底的にそのフリをすると、フリをしている本人も「それが真実だ」と実感する様になるからです。

特に催眠にかかりやすい人はその様な傾向があるということが精神医療の世界では確認されています。(*゚ー゚*)

フリをし続けることが自分自身への暗示となり、しまいにはどっちが本当なのか分からなくなる。

実際にそれで冤罪が生まれた事件などが米国でも報告されているんです。

でも催眠にかかり難い人でも、ある程度繰り返せばだんだんフリが真実になります。

ここで言う「フリ」とは「なりきる」ことですが、「なりきる」とは体全体をその状態にするということ。

例であげたヤクザの親分と氣弱なサラリーマンだと、当然体の状態も全く違うはずですよね?

そして体の状態を繰り返していけば、だんだんその状態が真実となります。(*^o^*)

なぜなら、繰り返すほどに脳内の回路が出来上がり、その回路が太くなればなるほど、その「フリ」が自動になるからです。

「フリ」が自動になったと言うことは、無意識でもそれを出来ると言うことであり、それがいわゆるところの「潜在意識が書き変わった」ということです。

このメカニズムは全てに言えます。

あなたも車の運転は出来ると思いますが、教習所で習いたての時は色々操作をもたついたでしょ?

でもそれも繰り返すうちにしまいには特に意識することなく自動でできる様になったわけです。

「フリ」にしても同じ原理ということです。(*`▽´*)ウヒョヒョ

“なるほど!!、それじゃ明日から大金持ちのフリしよー!!”ヘ(゚∀゚*)ノ

なんて考えましたかね?

それこそが犯しがちな誤りの典型なんです。

だって、大金持ちの体の状態、感覚ってわかります?

大金持ちじゃないので分からないでしょ?( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

あなたがすでに大金持ちだったら分かると思いますが、すでに大金持ちだったらそもそも「フリ」をする必要もない。( ゚∀゚ )ハァーハッハッ!!

アプローチが逆なんです。

なぜなら、あなたが最終的に望んでいることは「体の状態」だからです。

なぜ「体の状態」かというと、感情は体で感じるものだからです。

そう、結局人間は感情的に満足したいわけであり、それを感じるのが体なので、ある意味体の状態がゴールなんです。

いくら大金持ちになったとしても、毎日胃がキリキリするような思いで、いつも不安で悪夢にうなされる、なんて毎日は望んでないでしょ?

お金もあくまで感情的満足を得るための手段ということです。

もっと言えば、「お金があったらこんな風になるだろう」と勝手に想定しているだけで、実際手に入ったら「なんか思ってたのと違う(T▽T;)」なんて人も結構いるんですから。

なので、まずアプローチとして大事なのは、感情的に満足したどんな体の状態を得たいのか、それを明確にした方がいいんです。

その上で、そのような状態になってる自分の人格なども言葉で定義しておく。

なぜ言葉で定義するかというと再現しやすくなるからです。

言ってみたら役者の役作りと同じで、「こんな特徴を持って、こんな性格の人」ということが分かっていた方が再現しやすいでしょ?

なので、私がやっている講座でも、このような「体の状態への落とし込み」や「体の感覚に覚えさせる」ようなことを結構やるんです。

それが重要ポイントであり、ある意味ゴールでもあるからです。(・∀・)/

あなたはゴールをすっ飛ばして手段にフォーカスしたりしてませんか?

それで上手くいってるのならいいですが、手段にフォーカスすればするほどそれが執着となり、結果手に入らない。

そんなことが起こりがちなんですよ。┐(´∀`)┌ヤレヤレ

 

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